さて、ここまで「Blacksmith」の機能と基本的な使い方をご案内させていただいてきたが、いかがだっただろうか。
最新の操作感覚をファッション的に取り入れるのもよいし、仮想デスクトップやタスク切り替え機能を活かして、作業の効率アップを図るのにも役立つということもご理解いただけたのではないかと思う。
最後にもうひとつの特徴をご紹介して、まとめに代えるとしよう。
それは「インストールが不要である」という点だ。「Blacksmith」には、実行ファイル以外にもさまざまなファイル/フォルダがあるが、全体の容量は10MB弱といったところなので、USBメモリなどに入れて持ち運ぶことが十分に可能。外出先などでパソコンを借りるときも、「Blacksmith」を起動するだけで、自分のパソコンと同じように操作できる。
「スマートフォンやタブレットと操作感の統一を図りつつ、いつでも、どこでも自分らしいスタイルでパソコンを操りたい」──そんな人にぴったりのソフトだ。