テキストビュワー内蔵の、日本語をターゲットとする、軽快・シンプルなテキストエディタ
日本語のプレーンテキストを作成することをターゲットにした、縦書き対応エディタです。最大の特長は『テキストビュワー機能』を装備していることです。
また、充実した印刷機能を装備していることも、もうひとつの特長です。通常のエディタとしての印刷機能だけでなく、テキストビュワーからの印刷機能に対応しています。
Sansyoは以下の3つの動作モードを持っています。
(1)エディタ
ごく標準的な日本語エディタです。縦書き表示および禁則処理に対応しています。行番号は表示・非表示とスタイルの選択を行うことが出来ます。
(2)テキストビュワー
青空文庫対応の、オーソドックスなテキストビュワーです。禁則処理、ルビ表示、その他青空文庫の制御文に対応しています。すべてのコマンド(制御文)に対応しているわけではありませんが、一般的な小説の閲覧には不自由のない範囲で対応したつもりです。
勿論のことですが、通常のテキストファイルの表示についても問題はありません。
なお表示形式は、一般的なビュワーがそうであるように、ブック形式と、シングルページ形式の2種類を装備しています。実際的な使い方としてブック形式は閲覧を意識したものであり、シングルページ形式は印刷を意識したものとなっています。
画面左側クリックでページ送り、画面右側クリックでページ戻しが出来ます。
(3)連動テキストビュワー
当アプリケーションのユニークな機能です。基本的な機能は、(2)と同様ですが、エディタと連動(同期)表示させることが、最大の特長です。編集中の文章がリアルタイムでビュワー上に表示されます。(2)との見た目の違いは、編集中のカーソル位置がテキストビュワー上に反映されることです。
なお、エディタ上には青空文庫の制御文を挿入、削除、編集するためのコマンド群が装備されています。たとえば、編集中の文章に簡単にルビなどを挿入することが出来ます。