e-neh8+9

ソフト詳細説明

Microsoft Wordの文書ファイルにMicrosoft Excelの表を貼り付ける方法には、大きく分けて(1)Wordの表として貼り付ける方法と(2)図形等のオブジェクトとして貼り付ける方法の二つの方法がある 。このうち、Excel表を見掛けの上で正確に貼り付けるためには、上記(2)の方法を採らざるを得ない場合が多い。これは、上記(1)の方法を採った場合には、表の形状が大きく変形してしまうためである 。また、その際、貼り付けた表の拡大・縮小や回転が困難ないし不可能であるなどの不都合も伴う。一方、上記(2)の方法を採った場合には、図形化に伴い、貼り付けられた表について、例えば、大変強力な文字検索やWordの優れた文章校正(校閲)機能である比較オプションの対象外になってしまうなど、Wordを活用する上で無視できない弊害が生じてしまうことになる。
このようなことから、本ツールは、Excel表をそのセルの大きさや形状を極力変えずにWord文書において見掛け上できるだけ同一になるようにWord表として再構成することを目的とするものである。その基本的な手法は、Excel表の各セルを一つずつWord表の対応セルに変換する というものである。ただし、その際、Excelのセルの書式とWordのセルの書式は完全に一致しないためなるべく近似する書式を用いて変換している。
なお、本ツールは、Word表のレイアウトの自由度を高めるため、Excel表を90度反時計回りに回転してWord表として貼り付ける機能(「縦貼付け」という。)も提供している。

動作環境