内蔵時計とインターネット時刻サーバとの自動同期の間隔を設定
パソコンには時計が内蔵されていて、ウィンドウズ画面の右下端に時刻が表示されています。
しかし、この内蔵時計自体はあまり高精度なものではありません。
そのため、ウィンドウズには自動的に時刻合わせをする機能が搭載されています。
インターネット上に提供されている「タイムサーバー」という特別なコンピュータから正確な時刻を読み取って、内蔵時計の時刻を合わせます。
これを「時刻の同期」といいます。
詳しくはウィンドウズの「ヘルプとサポート」から「時刻の同期」を検索してください。
ウィンドウズの標準状態では、「時刻の同期」は1週間に1度、自動的に実行されます。
しかし、内蔵時計の精度が低いパソコンでは1週間のあいだにかなり大きな時刻のずれが生じてしまいます。
この1週間という間隔は、レジストリを調整することによって変更することができます。
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpClient」
というレジストリキーの
「SpecialPollInterval」
という数値を秒単位で設定します。
Adjは、このレジストリの値を、簡単に設定するためのプログラムです。
他の機能はありません。
自力で時刻合わせをするプログラムではありませんので、メモリに常駐しません。
したがって、システムや他のプログラムの動作に影響を与えることがほとんどありません。
コンピュータがドメインのメンバである場合にはAdjは利用できません。