4種類のタイマーを使い分けられる高機能アナログ・デジタル時計ソフト。コンパクトかつシンプルなデザインで使いやすい。「Graphic-Clock」は“見やすく洗練されたデザイン”が特徴の時計ソフト。タイマー機能のほか、クリップボード拡張機能やランチャ機能も搭載する。スキンに対応し、手軽に外観を変更できるほか、オリジナルのデザインを作成して適用することも可能。スキン作成および配布データ作成用ツールも同梱されている。タイマーの動作時間帯を制限したり、ウィンドウの透明化を指定したり、数字の描画方法を変更したり、デジタル時計の24時間/12時間表示を切り替えたりなど、ユーザが設定できる項目が数多く、カスタマイズ自由度は非常に高い。
起動すると、小ぶりなウィンドウに時刻と日付、曜日が表示される(初期状態)。ウィンドウ上の右クリックで表示されるコンテキストメニューからは、カウントダウンタイマーの開始、一時停止/停止を指定したり、マウスによる移動をロックしたりすることが可能。クリップボード/ランチャ機能を利用したり、オプション設定画面を呼び出したりもできる。さらに、ウィンドウ右側に並ぶ小さなボタンからも、オプション設定画面の呼び出しやウィンドウの最小化などを行える。
利用できるタイマーは、
- 標準タイマー
- 時報タイマー
- スケジュールタイマー
- カウントダウンタイマー
の4種類。カウントダウンタイマー以外は複数の設定を登録することが可能。指定日時あるいは間隔でメッセージを表示させたり、音楽・動画ファイルを再生したり、プログラムを実行したり、壁紙を変更したり、ログオフ・再起動などを実行したりなど、さまざまな動作を行わせることができる。「標準タイマー」は、指定時刻に通知・動作を実行させられる最も基本的なタイマー。24時間/12時間タイマーを切り替えたり、「Graphic-Clock」起動からの時間やWindows起動からの時間を指定したりもできる。オプションでは、曜日と通知の繰り返し回数を指定することが可能だ。
「時報タイマー」では、時刻の代わりに時間帯(開始・終了時刻)を指定し、さらにその時間帯内で数分ごとに通知・動作繰り返すといった指定ができる。曜日と繰り返し回数を設定することが可能。
「スケジュールタイマー」では、予定の日付・時刻のほか、西暦も指定することが可能。スケジュールごとに使用/不使用の選択と繰り返し回数を指定できる。
「カウントダウンタイマー」では、メッセージ通知やファイルの実行を×分×秒後に行うよう指定できる。開始、一時停止/停止はウィンドウのコンテキストメニューから行う。
さらにクリップボード拡張機能、ランチャ機能も搭載する。コンテキストメニューの「クリップボード」には、「テキスト」「ビットマップ」の各サブメニューが用意され、文字列と画像のそれぞれを履歴として保持・再利用することが可能。クリップボードの内容をクリアすることもできる。オプションでは、履歴を保存する/しないをテキスト/ビットマップ個別に指定できるほか、保存する履歴の件数や画像のサムネイルのサイズなども指定できる。
「ランチャ」では、ウィンドウ上へドロップしたファイル(スキン以外)やオプション設定画面で登録したファイルをコンテキストメニューの「ランチャー」から開くことが可能だ。
そのほかにも表示言語の選択と、アプリケーション全体のさまざまな設定を行うことが可能。「その他の設定」には、ウィンドウの透明度やタイマー動作の時間帯制限、タイマーの強制終了(アラームでメディアファイルを再生する場合などに時間制限を設定できる)など、数多くの項目が用意されている。