仮想現実空間マトリックスのスクリーンセーバー
SF映画『マトリックス』のヒットによって有名になったキーワード。映画では、「コンピューターが支配する仮想現実空間」のことがマトリックスと呼ばれました。
この用語の採り方は、ウィリアム・ギブスンによるサイバーパンク小説『ニューロマンサー』からの引用だとする説が一般的です。仮想現実空間にマトリックスの語が充てられた理由は、二つ考えられます。ひとつは、「行列」の持つ数学的イメージと、電子やネットワークのイメージとが合致したこと。もうひとつは「母体」の持つイメージと、仮想現実空間による支配性のイメージが合致したことだと思われます。ちなみに、マトリックスの語源はラテン語の「子宮」です。
何故、「母体・基盤」を表すマトリックスが、数学の「行列」を表すのか不思議に思われる方もいらっしゃるでしょう。実は数学の世界では、行列(matrix)よりも先に行列式(determinant)
という概念が研究されていたのですが、「行列式の母体になる概念が行列である」という考え方から、これがマトリックスと命名されたようです。命名者は、数学者のシルベスターと言われています。
ソフト名: | 仮想現実空間 (Screen Saver) |
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動作OS: | Windows XP/Me |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | m-take |