システムアイドル時のドライバーの自動インストールも可能になった「Driver Booster PRO」の新バージョン。対応するドライバー数は100万種類以上。「Driver Booster PRO」は、マウスクリックだけで操作できる、簡単・安全なドライバー更新ソフト。パソコンで使用されているデバイスドライバーやゲームコンポーネントをスキャンし、更新対象が存在すれば、まとめてアップデートできる。古くなったドライバーを更新することでシステムの安定化・高速化を図り、セキュリティ上のリスクを低減させる。ドライバーのバックアップや復元にも対応する。新バージョン「5」では、システム待機中のドライバーの自動更新に対応したほか、ドライバーデータベースサーバへのHTTPS接続で、より安全なドライバー更新を実現。さらに、スキャン/ダウンロードエンジンが強化され、ドライバー更新処理の高速化も図られた。
使い方は簡単。起動するとスキャンが開始され、検出された古いドライバー(および最新のドライバー)がリスト表示される。ユーザの選択したものをまとめてダウンロードして、インストールできるようになっている。必要な操作はマウスクリックのみ。インストールが終了すると「おめでとうございます! 更新が完了しました!」と表示される。更新履歴を確認したりすることも可能だ。
ドライバーの更新時に、
- インストール前に自動的に復元ポイントを作成
- インストールが完了したドライバーのインストーラを自動的に削除
- ドライバーをインストールする前に自動的にバックアップ
といった処理が実行されるよう指定することが可能。新バージョン「5」では設定項目に「システム待機中にドライバーを自動更新」が追加され、ドライバーとゲームコンポーネントの「ダウンロードのみを行う」か、「ダウンロードしインストール」するかを選択できるようになった(前バージョン「4」では「アイドル時の自動ダウンロード」のみに対応)。さらに、- はじめて接続したデバイスを自動的にスキャン
- WHQL(Windows Hardware Quality Labs)試験で認定されたドライバーのみ表示
- スキャン対象から除外する除外リスト
などを設定することも可能。「このアップデートのみ除外」で、今回のみ更新対象から除外することもできる(次回は更新対象に含める)。Windows 10 Build 14310以降のドライバーインストールルールに対応する。ドライバーのバックアップ・復元のほか、復元ポイントを利用したシステムの復元も行える。
パソコン利用時に起こるトラブルの解決・修復機能として「ツール」メニューを搭載。
- オーディオデバイスに関連するトラブルの解決
- ネットワークデバイスに関連するトラブルの解決
- デバイスに関するエラーの修復
- ディスプレイ解像度に関連するトラブルの解決
- パソコンから取り外されたデバイスのデータの削除
- システムに関する詳細情報の表示
をマウスクリックだけで行える。フル機能の製品版(有償)「Driver Booster 5 PRO」のほか、機能が割愛された、無償のフリーソフト版「Driver BoosterFree」がある(両者の機能的な違いについてくわしくは、作者ホームページ「くらべれば PRO バージョン、よくわかる PRO と Free のちがい」を参照されたい)。ライセンスを購入することにより、「Free」を「PRO」にアップグレードできる。