まず、私たちは、なぜiTunesが使いにくいのかを徹底分析しました。その多くの理由がデータの移行、転送、バックアップ、コピーにあり、共通した要因としてデータ転送の制限だったのです。そこで私たちは研究・開発を重ね、iTunesではできない「iOSデバイス・コンピュータ・iTunes・iCloud間の双方向で自由自在な転送」を実現しました。

さらに、iOSデバイスを最大限に活用できるように、お気入りのオンライン動画やミュージックを直接、iOSデバイスに保存できる「動画・音声ダウンロード」機能など、多彩で便利な機能を搭載することで、本当の意味でiTunesの代わりとなるソフトを作り上げたのです。

開発中に苦労した点
最新のApple製品で快適にお使いいただくために、私たちの開発チームはいつも大きな挑戦をし続けています。それは単に最新のiOSへ対応するだけでなく、よりよい操作性や安定性などの向上を追求し続けることです。この1年だけでも「iOSへ引っ越し」などの新機能の追加をはじめ、iOS 10.3以降で発生したiCloudバックアップのダウンロード問題も見事に解決してきました。

また、数々の技術的な難問をクリアしながら、お客さまからの貴重なご意見をもとにソフトを改善し、日々のマイナーバージョンアップに反映しています。今回の大型バージョンアップにあたっても、iOSやiTunes、iCloudをより便利にするために試行錯誤を重ね、ようやく「AnyTrans 6」をリリースすることができたのです。

ユーザにお勧めする使い方
「AnyTrans」の実用的な機能をぜひ、ご利用ください。例えば……、

●機種変更時には、ユニークな「クローン」機能や「iOSへ引っ越し」機能がデータの移行に役立ちます。AndroidからiPhoneへはもちろん、iPhoneからiPhoneへも、デバイスをコンピュータに接続して、わずか数クリックでデータを移行することができます。

●無料の「動画・音声ダウンロード」機能は、お気に入りのオンライン動画や音楽などを直接、iOSデバイスに保存するのに役立ちます。URLをコピーするだけで「AnyTrans」は自動的にファイルを分析し、再生するデバイスに最適なフォーマットに変換して保存します。

●「iCloud管理」機能では、簡単にiCloudコンテンツを一元管理することができます。複数のiCloudアカウントへ同時にログインして、アカウント間でのデータ移行をはじめ、iCloudバックアップの閲覧や抽出など、すべての操作を「AnyTrans」で行うことができます。

今後のバージョンアップ予定
「AnyTrans」は、iOSのアップデートにあわせ、1年に10回ほどのマイナーバージョンアップと、1年ごとのメジャーバージョンアップを予定しています。ぜひ、お客さまのご意見・ご感想を私たちまでお寄せください。