シンプルなインタフェースで、はじめてでも直感的に操作できる動画キャプチャソフト。録画中にリアルタイムでスタンプやペンなどで描き込みを行える。「GOM Cam」は、デスクトップ全体や指定領域など、“パソコン画面の内容をそのまま録画”できる動画キャプチャソフト。接続されたウェブ(Web)カメラの映像を録画したり、DirectXやOpenGLで描画されるゲームの画面を録画したりすることも可能。システムサウンドやマイクからの音声もあわせて取り込める。録画中にリアルタイムで描画ができるだけでなく、対象領域内の画面を拡大・縮小したり、サイズ・位置を変更したりすることも可能。ウェブカメラ録画ではクロマキーも利用できる。予約録画や録画の自動終了、録画ファイルの分割保存にも対応する。静止画キャプチャ機能も備える。
選択できる録画モードは、
- 画面(デスクトップの指定領域をそのまま録画)
- ウェブカメラ(接続されたウェブカメラの映像を録画)
- ゲーム(DirectX/OpenGLを使用するオンラインゲームまたはプログラムの画面をそのまま録画)
の3種類。「画面」では領域を「全画面」「マウスで領域指定」、1280×720などの「プリセット値」、「直接入力」、さらには「最近使ったサイズ」から選択することが可能。画面は指定領域内で最大4倍まで拡大することができ、ドット単位の細かな操作なども、わかりやすく動画として保存できる。動画と同時に音声をキャプチャすることも可能。パソコンで再生される音声であれば、そのまま取り込める。マイク端子を経由して入力される音声もキャプチャすることができ、例えば「パソコンの操作をリアルタイムで解説した音声付き動画」なども手軽に作成できる。
大きな特徴のひとつが「ライブドロー」機能。録画中に、任意の個所にアンダーラインを引いたり、各種図形や文字列、スタンプ、矢印などを描き込んだりできるもので、録画しながらリアルタイムで操作できることが特徴。例えば、強調したい部分に○をつけるなど、通常であれば「あとから動画編集ソフトなどで行わねばならない操作」を、「GOM Cam」では録画と同時に行うことができる。
さらに、ロゴ(ウォーターマーク)などを合成することも可能。静止画だけでなく、ウェブカメラの動画なども合成することができ、いわゆるワイプをリアルタイムで行うことができる。
ウェブカメラ録画では、クロマキー機能を利用できる。青バックや緑バックなどの前で撮影しておけば、カメラ録画時にバック部分をほかの画像や動画に置き換えて、合成することが可能だ。
録画した動画は、MP4/FLV形式のファイルに出力することが可能。YouTubeやFacebookなどの動画共有サイト、SNSに直接アップロードすることができる。Googleドライブへのアップロードにも対応する。録画ファイルの分割保存機能も搭載。指定した時間やファイルサイズで簡単に分割でき、大容量ファイルの分割アップロードも簡単に行える。