メールソフトと連携し、キャプチャした画像をすばやくメール送信できるソフト。キャプチャ範囲や画像のファイル形式も指定できる。「Capt@mail - キャプチャメール」は、パソコンの画面を静止画像として保存し、さらにその場で電子メールソフトを起動、新規メールに添付して送信できるスクリーンキャプチャ。キャプチャ後に画像をリサイズしたり、ZIP形式で圧縮したりすることも可能。「ペイント」との連携により、編集・加工した画像をメールに添付することもできる。利用できるメールソフトはOutlook、Outlook Express、Windowsメール、Windows Liveメール。いずれかが動作し、既定の電子メールプログラムとして設定されていれば、特別な設定を行うことなく、すぐに利用できる。
起動後に表示されるダイアログ(起動ウィンドウ)でキャプチャ範囲とファイル形式、(必要であれば)タイマーを選択・指定する、キャプチャを実行すると、ビューアが開く仕組み。ビューアから呼び出せるメールソフトの新規メールに画像を添付したり、さらに連続してキャプチャを行ったり、リサイズしたり、「ペイント」を呼び出して画像編集を行ったりすることが可能(設定により「ペイント」以外の画像編集ソフトと連携することも可能)。キャプチャ画像を「名前を付けて保存」したり、「ファイルのパスをクリップボードにコピー」したりすることもできる。
キャプチャ範囲で選択・指定できるのは、
- マウスクリックで指定
- ウィンドウ/コントロール
- スクリーン全体
の三つ。ファイル形式はJPEG/PNG/BMPから選択できる。タイマーで設定できるのは、「OK」ボタンをクリックしてからキャプチャが開始されるまでの遅延時間。最短1秒から最長18秒の間で変更できるようになっている。キャプチャが終了すると既定のフォルダに画像が保存され、ビューアが起動する。連続してキャプチャを実行した場合は、ビューアが「サムネイル表示」モードになり、キャプチャ画像がタイル表示される。「サムネイル表示」と、画像が一枚ずつ表示される「等倍表示」とを切り替えることも可能。「等倍表示」の場合はツールボタンを使って、前後の画像に移動できる。
ビューアでは、画像のリサイズや「ペイント」の呼び出しなどのほかにも、
- 現在のファイルを削除
- キャプチャフォルダを開く
- ファイルのプロパティ(フルパス、pixelサイズ、ファイルサイズ)
- 既存の(画像)ファイルを開く
- アーカイブする
といったことも可能。「アーカイブする」では、キャプチャ画像を「アーカイブ」という名前のフォルダにまとめて保存できる(ファイル名は保存時のタイムスタンプから自動命名される)。オプション設定では、連携する画像編集ソフトを指定できる(無指定の場合は「ペイント」が使われる)ほか、パスの自動コピー機能をOFFにしたり、保存したキャプチャ画像をプログラム終了時に自動で消去させたりすることも可能だ。