操作がわかりやすく、完成度の高い、ユニークなアクションゲーム。ロボのパーツ、蒔く種、作物を育てる場所などの組み合わせを試行錯誤するのが楽しい。ロボは装備されたパーツに応じた行動を取り続け、プレイヤーが直接コントロールすることはできない。そのため「ロボの行動パターンに合わせていかに作物を配置するか」がゲームのポイントになる。
水撒きを適切に行うことも重要。収穫モードでプレイヤーが行えるのは(基本的には)水撒きだけだが(補助パーツとして「熱風生成装置」を装備させている場合は熱風を発生させ、畑を更地にすることも可能)、畑一杯に作物を育てると、これが結構大変。畑全体を視野に入れ、水の不足しているマスを作らないことはもちろん、水をやりすぎてマスを青く点滅させないようにも配慮しなくてはならない。簡単なようでいて、かなり難しい。
ゲームが進むと、いくつかのイベントが発生する。ゲームが単調になるのを防いでくれ、なかなか楽しかった。
「農場コンテスト」で1位になれば、その後には全国区(オンラインランキング)へのチャレンジも用意されている。さらに、実績によって称号が与えられたりもする。
(秋山 俊)