指定したフォルダを手軽に仮想ドライブ(ボリューム)にできるユーティリティ。Windowsの“subst”コマンドと同様の操作をグラフィカルなインタフェースで行える。「Visual Subst」は、深い階層にあるフォルダや、ネットワーク接続されたパソコン/サーバ上のフォルダなどへのアクセスを快適にするためのソフト。フォルダを仮想ドライブにすることで、Windowsシステムからは「ハードディスクドライブ」のひとつとして扱われ、すばやくアクセスできるようになる。仮想ドライブの解除も簡単に行える。
メイン画面は、上部に仮想ドライブのリスト、下部にはドライブの選択・登録を行うためのドロップダウンリストやボタンなどが配置されたコンパクトなデサイン。仮想ドライブのリストには、ドライブレターと元フォルダのパスが一覧表示される。
使い方は簡単。
- 画面右下の虫眼鏡アイコンをクリックし、「フォルダーの参照」ダイアログで仮想ドライブ化するフォルダを選択
- ドロップダウンリストで、割り当てるドライブレターを選択
- 「+」ボタンをクリック
するだけでよい。ドロップダウンリストには現在、空いている(登録可能な)ドライブレターが表示される。仮想ドライブの解除も簡単。- 画面上部のリストでドライブを選択
- 「×」ボタンをクリック
すればよい。仮想ドライブは、(「Visual Subst」を終了しても)Windowsを終了するまで利用することが可能。仮想ドライブを常時利用したければ、画面左下の“Apply virtual drives on Windows startup”にチェックを入れ、Windowsの起動と同時に「Visual Subst」が起動するようにする。