“小遣いの記録”に便利な、シンプルで使いやすい金銭管理ソフト。収入・支出の記録時の必須入力項目は金額だけ。「サルでもわかる小遣い帳」は、金銭の収入・支出を時系列で記録する機能に特化した小遣い帳ソフト。現在の所持金もひと目でわかる。収支の内容をあらかじめ登録しておき、リストから選択するだけで入力したり、収入・支出のあった日時を操作の確定日時に自動設定したりすることも可能だ。
メイン画面は、非常にシンプルかつコンパクトなデザイン。はじめてでも直感的に操作できる。新規のデータを入力する「新規追加画面」と、データを閲覧したり、編集したりする「記録表示画面」の2種類のモードがあり、切り替えながら操作する。
使い方は簡単。「新規追加画面」で、「収入」「支出」の種別をラジオボタンで選択した上で、
- 金額
- 補足(収支に対する補足。「アルバイト代をもらう」「電気料を支払う」「××を購入」など)
- 日時(年・月・日および時・分(省略可))
を入力し、「追加確定」ボタンをクリックすれば完了。日時は「追加確定時の日時」が自動入力されるように設定することも可能だ。「記録表示画面」は、一定期間(標準では1ヵ月(1日〜31日))が1ページとなった一覧リスト。最下部には「現在の所持金」が大きく表示される。収入は黒文字、支出は赤文字で色分け表示され、わかりやすい。データは「降順」に自動整理され、最新日時のデータが一番上に表示される。「前」「次」の月(ページ)への移動もボタンで簡単に行える。
登録済みのデータを編集・削除するには「記録表示画面」でデータを選択し、編集エリアを開く。「金額」「補足」を自由に編集できるほか、日付を変更したり、時・分を追加したりすることもできる。
設定変更アプリケーション(configurator.exe)では、
- 1ページ(1ファイル)に記録する期間(1ヵ月〜240ヵ月。1ヵ月単位)
- 収入や支出の記録保存先ディレクトリ
- データファイルをサブフォルダに区分する期間(1ヵ月〜240ヵ月。1ヵ月単位)
などを設定することが可能。「現在の所持金を再計算(所持金額が一時的にマイナスになった場合のリカバリ操作)」「収入や支出の記録をクリア」といった処理も行える。さらに、「補足」に入力する文章の候補を登録しておくことも可能。「携帯電話代の支払い」「アルバイト代をもらう」など、頻繁に使う文章の入力の手間を省くことができる。