ソフトを開発しようとした動機、背景
開発元のESET社はスロバキアに本拠地があり、まだパソコンがいまほど一般的ではなかった1980年代からウイルス対策ソフトの研究開発に取り組み、1992年に会社を創設しました。プロアクティブな検出技術「ヒューリスティック」機能を業界に先駆けて製品プログラムに実装、「検知率」と「軽快な動作」の高いレベルでの両立を開発ポリシーに、約20年の歴史とともに最適化を進め、さまざまな新種や亜種のマルウェアからユーザを守り続けてきました。日本では2003年からキヤノンITソリューションズ株式会社が国内総販売代理店として販売を開始しています。
開発中に苦労した点
ここ最近、日本国内ではネットバンキングを狙った不正送金ウイルスや、ランサムウェア、フィッシングなどにおける被害をはじめとした、さまざまな新手の脅威に脅かされています。これらの身近な脅威から守るために、新バージョンでは「ボットネット プロテクション」や「エクスプロイト ブロッカー」など、マルウェア検出のテクノロジーを強化しました。また、ヒューリスティック機能を中心としたさまざまなアプローチによる多重防御を強化することで、検出力を高めてきました。新バージョンは「進化する脅威、拡大するネット被害 いまこそESETで最新のセキュリティ対策を」というキャッチコピーを通じて、より多くのお客さまにご利用いただけるよう、開発に努めてまいりました。
ユーザにお勧めする使い方
総合セキュリティ対策ソフトは、1台で利用できる「ESET パーソナル セキュリティ」と、5台まで利用できる「ESET ファミリー セキュリティ」の2製品があり、それぞれWindows/Mac/Androidでご利用いただけるマルチプラットフォーム対応の製品です。また、ご利用契約年数も1年版、3年版とご用意しておりますので、お客さまの多種多様なニーズに合わせてお使いいただけます。
今後のバージョンアップ予定
このたびご提供する新バージョンのプログラムは、Windows用となります。来年度はMac用プログラム、Android用プログラムもバージョンアップしてゆく予定ですので、よろしくお願いいたします。
今後とも「ESET」製品をどうぞよろしくお願いいたします。
(キヤノンITソリューションズ(株))