60種類以上のカードを組み合わせて30枚のデッキを構築し、敵と戦うカードバトルRPG。妹と旅をしながら商売をしている主人公は、辿り着いた町で事件に巻き込まれる
「デュエリストでも恋がしたい!」は、ストーリーに沿って敵と戦う、手軽に遊べるカードバトルRPG。30枚のカードでデッキを構築し、デュエリストや野良デュエリストとの熱きデュエルに勝利しよう。
主人公は「アルカード」という名の若きデュエリスト。父親の借金を返済するために、ディーラーである妹の「ナイ」とともに町々を回り、商売をしていた。二人が今回訪れたのは「ドアカ」という町。ところが町に着いた早々、事件に巻き込まれてしまう。ガラの悪そうな男たちから逃げようとしている女の子にぶつかってしまったのが事のはじまり。
女の子を助けようと、男の一人とデュエルを行うアルカード。その戦いには勝利したものの、男たちが「ゼト様」と呼ぶデュエリストとの戦いには敗れ、意識を失ってしまう。
実は、逃げようとしていた女の子はドアカ町長の娘「ヒイロ」。家のしきたりによる結婚を嫌がっていた。目覚めたアルカードはナイの口車に乗り、ヒイロを意に沿わぬ結婚から救い出そうと決意する……。
有用なカードを少しずつ集め、使いやすいオリジナルのデッキを構築
ゲーム開始時点では、主人公のレベルは低く、カードもほとんど持っていない。デュエルに勝利して経験値とお金を稼ぎながらレベルアップさせ、デッキを充実させてゆく。カードは店で買ったり、宝箱を開いたり、人からもらったりして入手することが可能。戦闘に勝利したときやレベルが上がったときに入手できることもある。
カードは「武器」「道具」「魔法」「パッシブ」「トラップ」に分類され、全部で63種類がある。デッキ(山札)は30枚のカードで構成されるが、組み込んだカードが30枚に満たないときは、空きに素手のパンチが代用される(パンチは厳密にはカードではないため、63種類には含まれない)。
デッキの構築は、広場で店を出しているナイに話しかけることで行える(宿屋にいるナイに話しかけてもダメ)。デッキには同じカードを最大3枚しか入れることができない。「魔法」カードには種類ごとに消費MAGICが設定され、消費MAGICの合計が主人公の持っているMAGICの総数を超えない範囲でしか組み込むことができない。
それぞれのカードの性質を理解して使いこなそう
対戦は1対1のターン制。手札として配られた5枚の中から使用するカードを1枚ずつ選択し、場に出してゲームを進めてゆく。ただし、「パッシブ」「トラップ」は特殊。「パッシブ」は手札に入っている間はずっと効果を発揮してくれるカード。状態異常を防ぐもの、防御力をアップしてくれるもの、戦闘中に一度だけ復活させてくれるものなど、有用なものが多い。通常のカードのように選択して決定キーを押してしまうと手札から消えてしまうので要注意。
「トラップ」は、場に出してもすぐには発動せず、敵の特定の攻撃などをトリガーとして発動するカード。敵の武器攻撃を回避して攻撃するもの、敵の攻撃を吸収してLIFEを回復するものなどがある。
「武器」は敵にダメージを与え、道具カードは主に回復を行う。最もバラエティに富んでいるのは「魔法」で、大きく分けて、場に出したときそのとき限りの効力を発揮するタイプと、一定のターン中は効力を発揮するタイプとがある。効果としては敵にダメージを与えたり、自分のダメージを軽減したり、敵の能力を下げたり、自分の能力を高めたりといったもののほか、敵のデッキに影響を与えるようなものもある。