デバイスドライバのバージョンをチェックし、最新版に更新できるソフト。簡単な操作でドライバをアップデートできる。「Driver Booster」は、パソコンの動作に欠かせないデバイスドライバをまとめて最新版にアップデートできるソフト。古くなったドライバを最新版に一括更新できるほか、個別に更新したり、復元ポイントを作成したり、スケジュール実行したりすることも可能。
起動すると、前回のスキャン結果との比較で、現在のドライバの概況が表示される。さらにスキャンが自動的に実行され、デバイスの一覧で各ドライバの状態を確認できる仕組み。
スキャン結果の画面では「すべて更新」ボタンで一括更新を行えるほか、ドライバを個別に更新することも可能。詳細情報のリンクをクリックすると、デバイスの種類やベンダ名、詳細なバージョン情報などを確認できる。
更新を実行すると、システムの復元ポイントが作成され、ドライバのダウンロードからインストールまでが自動実行される。バージョンアップによって万一トラブルが発生した場合でも、復元機能を使って元に戻せるようになっている。
初期状態では「Driver Booster」の起動時に自動でドライバがチェックされる。さらに、
- (正式にWindowsに対応していることを示す)WHQL認定のドライバだけを表示
- ドライバのインストール前に復元ポイントを作成
- インストールが完了したドライバのインストーラファイルを削除
- ドライバをバックグラウンドでインストール
といったオプションもONになっており、自動実行される。もちろん、ユーザが任意にOFFにすることも可能だ。スキャンのスケジュール設定では「毎日」「毎週」「隔週」「毎月」から実行頻度を選べる。
そのほか、
- ダウンロードしたドライバの保存先フォルダ
- 更新したくないドライバを登録できる除外リスト
- プロキシサーバ
なども設定できる。