巨大なサイズのファイルでも瞬時に開けるテキストビューア。文字列検索やブックマークを利用したジャンプなども行える。「Giga Text Viewer」は、ログファイルなどの大容量ファイルもストレスなく開き、閲覧できるテキストビューア。1TB以上のテキストファイルでも瞬時に開ける。最大1,024TBまでのテキストファイルを開くことが可能。文字列検索などのほか、簡単な編集も行える。対応する文字コードはShift JIS、JIS、UTF-8、UTF-16、EUC。文字コードを変換して保存することも可能。
メイン画面は、上部にメニューバー、右側にはトラックバーとボタン、下部にはステータスバーといくつかのオプションが配置されたシンプルなデザイン。ビューア部分も白地のバックに文字列表示のみとなっている。
テキストの閲覧では、カーソル移動やマウスホイールによるスクロールのほか、トラックバー上のハンドルをドラッグしてスクロールしたり、上下の矢印ボタンにより1行単位での移動を行ったりすることが可能(【Ctrl】キーとのコンビネーションで1ページ単位の移動も可能)。カーソル位置へのジャンプやブックマークを使ったジャンプも行える。
作成したブックマークは、ファイルを閉じる際にINIファイル上に保存され、次に同じファイルを開くと、ブックマークを読み込むかどうかを確認するメッセージが表示されるようになっている。
文字列の検索はコンテキスト(右クリック)メニューから行える。同じ文字列を続けて探すための「次を検索」や、大文字と小文字を区別するためのオプションもある。
ビューア画面上では直接、文字列編集を行うことはできないが、メイン画面下部のオプションで「削除禁止」のチェックボックスをOFFにすると、【BackSpace】/【Delete】キーによる削除が可能になる。
文字列を選択し、「編集」メニューの「テキストの編集」を選択すると、編集用のダイアログ(選択テキストの編集)が表示される。文書整形や文字列置換用の項目もあり、寄付を行ってくれたユーザに対して発行される解除キーを入力すると、
- テキストの変換
- テキストのソート
- 行の先頭に番号を挿入
- 行の先頭に文字を挿入
- 行の先頭から文字を削除
- 空白行を削除
- インデント
- アウトデント
- 置換
の各機能を利用できるようになる。そのほかにも、
- 文字コードの任意設定(自動判別ができない場合にコードを指定する)
- ビッグエンディアン/リトルエンディアンの選択
- 編集用ダイアログで一度に編集可能な上限サイズ
- 1ページに表示できる最大文字数
といったオプションを指定することが可能だ。