ソフトを開発しようと思った動機、背景
テキスト形式で出力されるログファイルは、時として巨大化してしまうことが多々あります。このようなファイルは、内容確認だけで編集することは稀なことです。メモ帳や通常のテキストエディタで開こうとすると、ファイルサイズに比例してどんどん遅くなり、開くことができない場合もあります。これは表示しない部分の内容までメモリに読み込んでいるからです。
ファイルの内容を少し確認したいだけなのに待たされるのは、時間の無駄です。そこで開発したのが「Giga Text Viewer」です。このソフトは、ファイルサイズが1TB以上でも読み込むのは、実際に表示されている内容分のサイズだけなので、1KBのファイルを開くのと待ち時間は変わりません。
開発中に苦労した点
テキストを部分選択した際の選択位置が、スクロールしたときにずれてしまうことがあり、文字コードごとの調整に時間を取られました。
ユーザにお勧めする使い方
テキストの内容を細かく編集する必要がなければ、「Giga Text Viewer」で開いてみてください。
今後のバージョンアップ予定
2013年11月22日に最新版を公開したところですので、年内はありません。2014年1月に修正版Ver.1.2.1.6を公開する予定です。現時点(2013年12月10日現在)の1.2.1.6の修正内容は、
- 文字コードによるフォントの不具合
- ブックマークによる移動時の位置ずれ
- 検索時の不具合
- 開いたUnicode(ビッグエンディアン)ファイルの選択したテキストをコピーした場合の文字化け
となっています。ユーザさまからの不具合報告や希望等があれば、そのつど修正公開をしてゆきます。
(YandA)