ソフトを開発しようと思った動機、背景
もともと「リズベルルの魔」はウェブ小説+それに付随するイラストシリーズという形で自分のサイトに掲載していたものを、追加要素を加えてノベルゲーム形式にまとめ直したものです。ちょうど電子書籍等、いろいろな作品の形態を試していた頃で、ノベルゲームはグラフィック・ムービー・シナリオと、自分のできることがすべて十分に発揮できる形態ということで、最も力を入れて制作しました。
開発中に苦労した点
ノベルゲームの制作は初めてだったので、手探りで制作していたため、すべてにおいて大変ではありましたが、やはりグラフィックの制作が最も苦労した点です。
ウェブ小説を公開していた際に一緒に掲載していたイラストがたくさんあったので、それらを素材として引き継ぎ、ノベルゲーム版の制作をはじめたのですが、キャラクタの表情や衣装などの細かい差分はなかったため、「力を注ぐのならここだろう」ということで、かなりの点数を用意しました。
実は、本作品は2012年4月1日公開を目的としたエイプリルフールの冗談企画だったので、サイト上でも特に制作の進捗等は公表せず、一人で黙々と作っていたので、モチベーションを保つのも大変でしたね。
今後のバージョンアップ予定
「リズベルルの魔」に関してはVer.1.51を公開したばかりなので、いまのところバージョンアップの予定はありませんが、本作品を第一弾に「ほんとうの物語」シリーズとしてシリーズ展開をしており、今年9月に第二弾となる「永遠のメルディラージェ」(http://tokiteto.chu.jp/meld_game_index.htm)を公開したところです。
実は、この第一弾と第二弾には仕掛けがあって、「リズベルルの魔」と「永遠のメルディラージェ」両作品をクリアすることで、“ダブルクリア特典”が遊べるようになるっています。この“ダブルクリア特典”は「リズベルルの魔」の直接の続編となっており、本編のシナリオに匹敵するボリュームとなっていますので、ぜひ両作品合わせて遊んでいただければと思います。
(ときてっと)