塔内の同心円状のマップを探索し、敵と戦いながら最上階層を目指す2Dアクションゲーム。難度が非常に高い。左右が繋がり、端のない同心円状のマップで敵と戦う
「KreisReise -くるくる旋廻世界-」は、左右が円環状に繋がった独特な構造のダンジョンを駆け巡り、敵と戦ってゆく探索型アクションゲーム。広大なマップを探索し、激烈な戦闘を勝ち抜いて、敵ボスを倒してゆく。
ゲームの舞台は、くるくると回り続けているほかは、普通の建造物にしか見えない一基の塔。ただし、ねじ曲がった空間の中にあり、架空世界経由でしか入ることができない。塔内部には多数のNOIZや、NOIZの発生源の一端を担っていると思われる大きなNOIZ、さらにはTONEの存在が測定されている。
情報管理ユニット「Lf06-RINNE」がゲームのヒロイン。こうした塔に干渉できる唯一の存在「Lf」シリーズのひとりで、ちょうど手が空いていたため、ミッションに借り出された。転送タスクが重く、持ち込める装備品は制限されていた。「Lf06-RINNE」が選択したのは攻撃用の「ハイドランジア ニル」。あとは塔内部で調達するしかない。与えられたミッションは、NOIZの発生源である大きなNOIZおよびTONEの破壊。可能であれば、そのものがNOIZである塔自体の破壊も目指す。
「Lf06-RINNE」にとっては、何度も繰り返されてきた楽な任務だが、それでも危険はつきまとう。果たして今回も無事に終えることができるだろうか……。
ゲーム序盤で行き詰まったら、スライディングでクリアできないか試そう
操作は、キーボードまたはゲームパッドで行う。【←】/【→】キーで自機の左右移動。【↓】キーはしゃがみ。しゃがみを一定時間以上続けると、自分の現在位置よりも下の状態を確認できる。
【X】キーはジャンプ。空中でカーソルキーを押すと、空中で方向転換したり、移動したりすることも可能。ゲーム初期に入手できる装備「ブーストスリッパ」の装着後に、しゃがみ状態で【X】キーを押せば、加速してのスライディングとなる。スライディングは、立って通ることのできない低い場所を通り抜けられるほか、最も速い地上の移動手段としても活用できる。スライディング中は敵因子(赤)に対して無敵で、消すことのできないファイアウォールをすり抜けることができる。スライディング中は1ブロック分の隙間には落下しない。ジャンプする高さのない場所で、足場から足場に飛び移るのにも利用できるなど、ゲームの攻略には欠かすことのできないテクニックだ。
【Z】キーは攻撃。初期状態で使用できるのは、因子を剣のようにして敵を切り裂く「ハイドランジア ニル」のみ。しゃがみながら攻撃することで、(壊せる)床を破壊したり、【↑】キーと同時押しして、頭上を攻撃したりすることもできる。ほかの武器の入手後は、【A】キーで武器を選択することが可能。追加できるのは、スイッチを作動させることも可能な投擲武器「リコリス スタッバー」や、投擲後に手元に戻ってくる十字型の大型投擲武器「リーリエ クロイツ」などの4種類(計5種類の武器を使い分けられる)。
複雑な迷路に隠された階層を見つけ出し、完全クリアを目指そう
【C】キーは、受け身とダッシュ。敵の攻撃を受けると硬直し、着地するまで行動を取れなくなるが、【C】キーを押せば、空中で体勢を立て直すことができる。初期状態ではダッシュの効果はないが、「ダッシュクラフト」の入手後は、【C】キーを押すと空中で一度だけ任意の方向にダッシュできるようになる。ダッシュ中は敵因子(赤)に対して無敵となる。
入手できるアイテムは、行く手を阻む封印鎖を破壊できる衝撃波を発する「シールブレイカー」や、LIFEを回復できる「リコンストラクター」など、計5種類。いずれも「ザイン」を消費することで発動させることができる。【S】キーで使用するアイテムを選択し、【V】キーで発動する。
ゲームの目的は、塔内部のボスをすべて倒し、塔の最上層にまでたどり着いて、塔そのものを破壊すること。ただし、塔内部は入り組んだ複雑な迷路になっており、スイッチゲートや封印鎖などで進路が塞がれている場所も多い。塔内の別階層に転送されるドアを探し出し、たどり着くことすら容易ではない。その上、塔内部にはさまざまな罠が仕掛けられ、敵NOIZや数々の防衛装置による攻撃も激しい。必要なアイテムを揃え、高度なテクニックを駆使して、はじめて移動可能な難所も数多い。見つけにくい場所にあるドアから繋がった階層もある。
まずは、現状の装備で移動可能な場所をくまなく探索し、新たな装備や操作テクニックを身につけることが大事。移動できる範囲を広げ、アーカイブポイントと呼ばれるセーブポイントにたどり着くことを目標にしよう。