シンプルな画面構成で使いやすい文字列一括検索・置換ソフト。文字コードの自動判別、正規表現への対応などが特徴。「Hoge Text Replacer」は、指定フォルダ内のテキストファイルを対象に、文字列の一括検索・置換を行えるソフト。検索対象に「サブフォルダを含める/含めない」「隠しフォルダを含める/含めない」も指定できる。フィルタ機能を使って、対象を拡張子で絞り込んだり、ファイル名に含まれる文字列で絞り込んだりすることも可能。正規表現も使える。バックアップ機能があり、置換前の文字列を保存しておくことができる。
使い方は簡単。
- メイン画面の「置換前」「置換後」フィールドに入力し、「検索」を実行
- 検索対象フォルダ内で「置換前」文字列を含むファイルがリストアップされる
- 実際に置換を行うファイルを、リストのチェックボックスで指定
すればよい。リスト上のファイル名のコンテキスト(右クリック)メニューから、置換個所をプレビューしたり、置換対象のフォルダ/ファイルを開いたりすることも可能だ。検索後、「置換」を実行すると実際に処理が行われ、処理に成功したファイル、失敗したファイルそれぞれの件数が表示される仕組み。ファイルリストでも、成功したもの、失敗したものが色分け表示される。
オプションでは、バックアップファイル作成の有無や保存先のフォルダ、バックアップファイルの命名規則などを指定できる。バックアップファイルの保存方式で「追記方式」を指定すると、変更個所がファイル内に書き加えられ、数世代前にまで遡って、変更個所の文字列を確認できる。「上書き方式」では、一世代前までとなる。
そのほかにも、文字色や対象ファイルリストの色分け、編集記号の表示などをカスタマイズすることが可能だ。
対応する文字コードはShift JIS、EUC-JP、ISO-2002-JP、UTF-8、Unicode(UTF-16LE)、Unicode BE(UTF-16BE)。自動判別にも対応する。改行文字はWindows用のCR+LFのほか、LF(UNIX)、CR(Mac)も選択できる。