Windows標準の「プログラムの追加と削除」などに比べ、不要アプリケーションの削除を“徹底的”に行えるアンインストールマネージャ。「GeekUninstaller」は、不要になったアプリケーションをシステムから削除するためのアンインストール支援ソフト。アンインストールしたアプリケーションが残していったファイルやレジストリエントリまで、まとめて削除できる。アプリケーション本体のアンインストール後に、なぜか残ってしまったインストール情報を削除する機能もある。シンプルなデザインの画面で使いやすい。
起動すると、パソコンにインストールされているアプリケーションがリスト表示される。リストに表示される項目は「プログラム名」「サイズ」「インストール日」。それぞれの項目をキーにリストを並べ替えることができる。さらに、インクリメンタルサーチに対応した検索機能を利用して、目的のアプリケーションを探すことも可能だ。
アプリケーションのアンインストールを実行すると、(1)まず、アプリケーション付属のアンインストーラで通常のアンインストール処理が実行され、(2)次に、アプリケーションが残していったファイル/フォルダやレジストリアイテムがスキャンされる。(3)スキャン結果のリストで、実際に削除するファイル/レジストリを指定して「完了」を実行すれば、不要なアイテムが削除される仕組み。
アプリケーション付属のアンインストーラではなく、「GeekUninstaller」がアンインストール処理を行う機能(強制削除)もある。付属アンインストーラが正常に動作しないときでも、アンインストールを実行できる。レジストリ情報を削除する機能(エントリの削除)もあり、「アプリケーション本体はアンインストールしたのに、インストール情報だけが残ってしまった」ようなケースで使うことができる。
そのほかにも、
- インストールフォルダをエクスプローラで開く
- レジストリをレジストリエディタで開く
- アプリケーションのWebサイトを開く
- アプリケーション名や作者名をGoogleで検索する
- アプリケーションリストをHTMLに出力する
など、多彩な機能を備えている。