「電脳世界でコンピュータウイルスと戦う」という設定のシューティングゲーム。人工知能を持つA.V.S(アンチウイルスソフト)で敵と戦ってゆく。コンピュータウイルスにより崩壊寸前の電脳空間を突き進み、凶悪なボスを倒せ
「A.V.S HALYASU.exe」は、多彩な武器と移動装備とを駆使し、電脳世界の中でコンピュータウイルスを駆逐してゆく2D横スクロールシューティングゲーム。ステージ攻略中の成績によって、次に進むステージが変化する仕組み。難易度は控えめで、操作は簡単。シューティングゲームの初心者から上級者まで、幅広く楽しむことができる。
主人公は、昔懐かしいブリキのロボット風デザインのA.V.S「HALYASU」。人工知能を持ち、自分で考えて、成長できる。完成したばかりのHALYASUに与えられた使命は、国内最大のパソコン「K-roDA ver2」内部で確認されたコンピュータウイルスを生み出す凶悪なコンピュータウイルス「UNKOWN」の駆除。HALYASUは見事、任務を達成できるだろうか……?
ゲームの内容は、ジャンプとホバリングで敵の攻撃を回避しながら、用意された銃器中心の武器を使って、コンピュータウイルスと戦うシューティングゲーム。4または5ステージごとに登場するボス「UNKOWN」を徐々に追い詰め、最終的にUNKOWNの撃破を目指す。
3種類の足装備を適切に使い、ジャンプでは届かないルートを突破
操作はキーボードで行う。【←】/【→】キーは自機の左右移動。横スクロールのシューティングゲームだが、自動スクロールではなく、自機の移動にともなって、画面がスクロールする。「前進してステージの攻略を進めたあとに、取り残したアイテムを取りに戻る」など、後退も自由に行うことができる。
自機がアイテムと重なった状態で【↑】キーを押すと、アイテムを拾う。【Z】キーはジャンプ。キーを押し続けることで、ホバリングすることも可能だ。
【A】キーでは、装備している足装備を解除できる。足装備は飛行力をアップさせるもので、装備しないと突破できないパートもある。ただし、いずれもかなり癖があり、装備したままだと操作しづらいことがあるため、解除が必要となる。
利用できる足装備は3種類。「ブースター」は、空中を高速飛行できる装備。【Z】/【↓】/【←】/【→】キーで空中を自由に移動でき、空中の一点で静止することも可能。足装備の中では最も使いやすい。
「ホバー」は、空中をゆらゆらと漂うように飛行できる装備。速度が遅く、時間とともに勝手に上下に移動するため、敵弾を避けたりするのは難しい。
「スプリング」では、ジャンプ力が強化されるが、装備中はホバリングを行えない。落下のタイミングをコントロールすることもできない。
残弾数を意識しながら、多彩な武器を使い分けて敵と戦おう
【X】キーは、装備している武器での発射。初期装備は「ハンドガン」。速射性には欠けるが、威力はそれなりにある。
「ガトリングガン」は全武器中、最大の弾数と速射性能を持つ武器。ただし、威力は低い。
「ヘビィライフル」の威力は「ハンドガン」の倍。弾数も多く、使い勝手はよい。
「チャージガン」は、チャージ時間によって威力が変わる。壁も貫通する。大チャージ時には形状も変化する。
「レールガン」は、敵を貫通する、高火力の武器。ただし、発射までのラグが大きく、使いこなすのは難しい。
「ビームセイバー」は全武器中、最大の火力を持つ近距離特化武器。攻撃範囲は狭いが、ビームが長時間発生し、触れた敵を一気に殲滅できる。
「ドリルアーム」は、しばらくドリルが回転したあとに発射され、発射後は貫通するまで前方の敵にダメージを与え続ける。狙って命中させるのは難しいが、ボスなどの固い敵が正面にいる場合に威力を発揮する。
「ハイパーキャノン」は、高威力の弾が放物線を描くように発射される遠距離武器。狭い場所や小さな敵相手では使いづらいが、対ボス戦などでは頼りになる。
アイテムによって装備される武器はすべて、残弾が0になると消滅し、自動的に「ハンドガン」に戻る。