子どもたちがヒーローに変身して、悪の組織と戦うアクションRPG。ゲームモードと難易度の組み合わせにより、さまざまな楽しみ方ができる。ヒーローの力を得た子どもたちが悪の組織に挑む
「コネクトネイバー」は、「少年少女がヒーローに変身する能力を得て、町の破壊を繰り返す、謎の悪の組織と戦う」という設定のアクションRPG。見下ろし型マップのストーリーパートと横スクロールのアクションパートとを切り替えながら、ゲームを進めてゆく。メインストーリーのほかに、
- 登場人物のうち5人を対象にしたキャラクタイベント
- 町の友だちと遊んだり、悩み事を解決したりすることで、使えるキャラクタが増えたり、メインストーリーに変化が起きたりするサブイベント
も用意されている。敵キメラとの戦いに勝利し、全12話+αのストーリーをクリアしよう。ゲームの舞台は「花澄町」。「特別先進地区(パイロットエリア)」に指定され、LT社管理の最新設備が町全体をカバーしており、ほかの地域では考えられないような、ハイテクな生活を送れるようになっていた。そしてもうひとつ、町には重要な特徴があった。時計塔だ。
5年前のその日まで、世界は豪雨や竜巻、異常気象、頻発する大地震に火山の噴火など、たび重なる自然災害の危機に晒されていた。ところが、花澄町の時計塔から発せられた謎の光が世界中の空をまばゆく包み込んだ日──「神の降りた日」と呼ばれる──を境に、世界中を脅かしていた自然災害が収まり、停滞していた文明も急速に発達するようになった。
しかし、科学技術の急速な発達はよいことばかりではなかった。ただひたすら破壊のみを目的とする謎の悪の組織「デストロイヤー」をも生み出してしまった。キメラを操り、町の破壊を繰り返すデストロイヤーから人々を守るため、ヒーローの力を得た勇敢な子どもたちが戦いを挑む……。
ストーリーに影響を与えるキャラクタイベントも多数
ゲームの主人公は、正義のヒーローに憧れる「笹川ヒロト」。小学6年生の少年で、自分の通う小学校が襲われた事件をきっかけに、謎の女性からヒーローの力を授かる。黒いヒーロー「ヘリックス」としてデストロイヤーとの戦いに身を投じる。
「高月ツバサ」は、ヒロトの幼馴染みで、同級生の少年。1年前にヒーローの力を手にしてからは単身、デストロイヤーと戦い続けてきた。白いヒーロー「アイレックス」として、ヒロトとともに戦う。アドバイスも与えてくれる。
「広瀬マリナ」は、デストロイヤーの基地に3年間捕らわれていた少女。謎のロボット「アルフ」の協力を得て、基地からの脱出に成功。偶然、ヒロトたちと出会う。
物語の前半は「ヒロト」「ツバサ」「マリナ」の三人を中心にドラマが展開してゆく。
そのほかにも、
- ヒロトのクラスメイトで、少しお節介すぎる点が玉に傷の「佐野ハヤト」
- 外国からやって来たお嬢様で、少し天然で泣き虫、方向音痴の「カレン・デュラン」
- いつもフードを被り、オシャレと音楽が好きな「早坂ルリ」
- ケンカに明け暮れ、他人を寄せつけない不良少年「櫻木リョウ」
といった町の友だちや、- デストロイヤーの一員でありながら、マリナを姉と慕う「ツバキ」と「ヤエ」
など、さまざまなキャラクタが登場。数々のサブイベントを通して物語に絡み合い、ストーリーに影響を与えてゆく。ベーシックとスタンダード、どちらでプレイするかは慎重に選ぼう
選択できるゲームモードは「ベーシックモード」「スタンダードモード」の2種類。難易度は「イージー」「ノーマル」「ハード」の3段階が用意されている。ゲームモードと難易度はゲームの開始時に設定する。
「ベーシックモード」は、戦闘によってキャラクタをレベルアップさせる必要がある、RPG的なモード。レベルアップによって獲得したPAをHP、MP、攻撃力、ジャンプ力などの能力に振り分けて、ヒーローキャラを自由に強化できる。
「スタンダードモード」では、ストーリーの進展にともなって、キャラクタの能力が自動的に強化される。レベル上げを気にすることなく、アクションゲーム感覚でプレイできる。
ゲームは「通常ステージ」と「戦闘ステージ」とで構成される。「通常ステージ」では、町の中を移動しながら、ほかのキャラクタとコミュニケーションを取って、メインストーリーおよび各種サブイベントを進展させたり、ストーリーに沿って挿入される戦闘ステージに移行して、敵キメラと戦ったりする。「戦闘ステージ」のラストにはボスが待ち構えている。ボス戦に勝利することで、物語が大きく進む。