火照った身体を持て余した女子高生クノイチが活躍する、ちょっとエッチな2Dアクションゲーム。難易度は非常に高い。女子高生クノイチが兄との平和な暮らしを求め、敵ニンジャや妖怪と激突
「すーぱークノイチむらさき」は、「お兄ちゃんのことが大好きすぎる女子高生クノイチが、悪の忍者組織と戦う」という設定の2Dアクションゲーム。セーブ不可、コンティニュー不可とハードだが、頑張ったプレイヤーにはサービスカットのイラストが用意されている。選択できるゲームモードは6種類+α。好きなモードを選んでチャレンジしよう。
ゲームの主人公は、18歳の女子高生クノイチ「長釘紫(おさくぎ・むらさき)」。ヤバイくらいに兄貴のことが大好き。家ではいつも裸でいるらしい。現代に生きる忍者である紫が自らの宿命を忘れ、兄と平和に暮らしていたところを、悪の忍者組織「陰猛衆」が襲ってきたことから、紫の戦いがはじまる……。
敵は陰猛衆のシヌビだけではない。謎の多い紅のメイド「大和紗里菜(やまと・さりな)」や、千年以上生きている猫耳妖怪「李神(りしぇん)」をはじめとした数々の妖怪が行く手に立ち塞がる。どこかで見たような超有名美少女キャラクタも敵として登場する。
これら強敵を相手に戦い抜き、紫は愛する兄「長釘士郎(おさくぎ・しろう)」との平和な暮らしを取り戻すことができるだろうか……。
近くの敵は手刀で一撃、遠く離れた敵は手裏剣や苦無を投げて戦おう
操作はキーボードまたはゲームパッドで行う。【←】/【→】キーで左右移動。【↓】でしゃがみ。【X】でジャンプ。【X】+【↑】は「はっそう飛び」によるハイジャンプ。【X】+【↓】は「影抜け」。横に回転しながらの無敵ダッシュとなる。前方にすばやく移動したいときや、敵の弾幕を回避する際には必須のテクニックだが、着地時に隙ができるので注意が必要だ。壁に触れながら【X】を押すと、壁を蹴っての三角飛び。ジャンプの途中で左右の壁を交互に蹴り、高く跳び上がれる。
攻撃は【Z】キーで行う。【Z】キー単独では、手刀で前方の敵を攻撃する。手刀は、攻撃できる間合いこそ狭いが、威力は抜群。キーの押し続けで、手刀による連続攻撃も可能。連続攻撃しながら移動することもできるが、移動速度は大幅にダウンする。【Z】の連打は紫の大鎌(より強力な攻撃)で正面の敵を攻撃する。
威力は落ちるが、遠距離攻撃も可能。しゃがみながら【X】キーを押すと、正面に苦無を投げる。【Z】+【↑】は、前方から斜め上にかけて、扇形に三方手裏剣を打つ。空中での【Z】では、自分の周囲八方に手裏剣を打つ。
【C】キーは忍者クラッシュ。HPを1消耗して、自分の周囲の敵にダメージを与える。そのほかにも「河の流れのように」「火炎車」といった隠し技が用意されている。
6種類のモードから好みのものを選んでチャレンジできる
ゲームには、紫の能力を高めてくれるアイテムも登場する。さらに、一時的に周囲に強力な攻撃を撒き散らす「ニンジャジェム」と呼ばれるアイテムもある。
ゲーム開始時に選択できるゲームモードは6種類。
- Z:基礎力重視
- ノーマルモード。紫の能力値は平均的な値
- X:体力重視
- 防御重視のモード。HPの初期値(最高値)は高めだが、攻撃力は低め
- C:攻撃力重視
- 攻撃力は高めだが、HPの初期値(最高値)は低め
- V:ブイマックス
- ミスするたびに強くなる、初心者向けのイージーモード。残機の数もやや多い。ただし、1UPはややしにくい
- A:アブノーマル
- 攻撃力が高く、残機の数も多い代わりにHPは0という、攻撃オンリーのモード
- D:超エッチ
- ほかのモードとは出現する敵の種類や数、攻撃方法などが異なる、難易度の高い上級者向けハードモード。1UPはしやすい
そのほかにも隠しモードや隠しコマンドなどが用意され、全ステージをクリアすると、エンディングでウラワザとして伝授される。ステージをクリアすると「忍点」というスコアが加算され、忍点がたまると1UPする。1UPに必要な忍点の値はモードによって異なる。
得点などを気にしなければ、敵との戦闘を回避して進むことも可能。ただし、各ステージの最後に待ちかまえるボスまたは門番的なキャラクタだけは撃破しないと、次のステージに進むことができない。