複数のカウントダウンタイマを管理・実行できるソフト。「MultiTimer-II」は、指定した時間が経過すると、音声で通知してくれるタイマソフト。最大999個のタイマを管理でき、個別に実行できる。それぞれのタイマは独立したプロセスとして動作し、リアルタイム性が高いことが特徴。カウントダウン中に「MultiTimer-II」を終了しても、カウントは次回起動時に継続される。
タイマの作成・削除、実行などは、管理プログラム「TimerManager.exe」で行う。メイン画面左側の「追加」ボタンで作成したタイマが、画面右側のリストに表示される仕組み。リストで起動や削除を行える。複数のタイマを同時に実行することも可能だ。
タイマには、名称(タイマ名)と計測時間、アラーム(WAV)を設定できる。計測時間の単位は「時」「分」「秒」のいずれかから選択する。「1時間23分45秒」のような時間を設定したい場合は、時変換機能を使って、単位を変換すればよい。WAVファイルには、システムWAVまたは任意のWAVを指定することが可能。システムWAVを選択するとWAVのリストが表示され、容易に指定できる。オプションには「オートリピート」「タイムアウトで音を鳴らす」が用意されている。
メイン画面のリストまたは個別タイマの「開始」ボタンで、タイマがスタートする。スタートすると、「開始」ボタンが残り時間表示に変わる仕組み。残り時間ボタンを押すとカウントダウンが中止され、ボタン表示が「再起動」になる。「再起動」では、カウントダウンが最初から実行される。
タイマを個別に起動・削除する操作のほか、
- すべてのタイマを起動する/継続中のタイマのみ起動する
- すべてのタイマを閉じる/起動中以外のタイマを閉じる
- すべてのタイマを削除する/起動中以外のタイマを削除する
といった一括操作も行える。そのほかにも、個別のタイマ画面の表示/非表示の切り替えや整列、データベースのバックアップ/リストアなどの機能を備えている。