指定した時間が経過したことを教えてくれるカウントダウンタイマ。「複数のカウントダウンタイマを同時に起動できること」「それぞれのタイマが独立したプロセスとして動作すること」が特徴。「30分後と2時間後と5時間後にアラームを鳴らしたい」などというケースはめずらしくないと思うが、そういう場面で力を発揮する。細かな操作では、独特な部分がいくつか見受けられる。計測時間の設定もそのひとつで、「×時間×分×秒」という指定ではなく、単位の時間/分/秒のいずれかに決めて設定する。カウントダウンタイマの用途を考えると、分または秒単位での使用が多いだろうと思われるので、単位を固定しておいた方が簡単ということなのだろうか。
カウントダウンを途中で中止した場合、「再開」では「再起動」になる。つまり、カウントダウンが進んだところから再開するのではなく、最初からの数え直しになる。上の時間設定の仕方とあわせ、このあたりは、もしかすると、ちょっと好みが分かれるところかもしれない。
(土屋 佳彦)