「家庭やオフィスの電灯を省電力のLED照明に交換すると、どの程度のコスト削減を図れるか」を簡単にシミュレートできるソフト。「LED照明 Simulater」は、蛍光灯や白熱電球などの従来照明をLED照明に交換したときの電気使用量および電気料金を計算できるソフト。現在使用している蛍光灯・白熱電球の個数と使用時間・日数、電気料金(単価)を入力するだけで、従来/LED照明の1日/1ヵ月/1年間の電気使用量・料金と両者の差額とが瞬時に算出される。シミュレート結果を印刷することも可能だ。
使い方は簡単。メイン画面の空欄に、現在使用している従来型照明器具(蛍光灯、白熱電球)の台数を入力し、さらに1日の平均使用時間、1ヵ月の平均使用日数と電気代(円/kwh)を入力するだけでよい。例えば、
- 60Wの白熱球は10WのLEDに相当
- 110Wの蛍光灯は48WのLEDに相当
のように、従来型照明器具と対応する(同じ明るさになる)LED照明のセット5種類があらかじめ登録され、ユーザの入力結果で電気料金の合計および差額が算出される仕組み。LED照明側の消費電力は変更することもできる。さらに、ユーザがそれぞれの消費電力を設定できる「その他」も1項目が用意されている。画面に表示された計算結果は、独自形式(*.lls)でファイルに保存できるほか、印刷することも可能だ。
Windows版のほかにAndroid版のアプリもある。ファイルの保存形式が同じで、「外出先のAndroidからメールでファイルを送信し、会社のパソコンで印刷する」といった使い方もできる。