ダンジョン踏破タイプのRPG。前回の魔界討伐から3年。新たな魔界の脅威から南の島を救うため、伝説の勇者「アレックス」が再び死闘を繰り広げる。伝説の勇者が魔界を制圧してから3年。世界は再び危機に直面する
「魔界伝説2」は、魔界の迷宮を探検しながら「魔界大魔神」の討伐を目指す王道RPG「魔界伝説I」の続編。前作の物語から3年後、魔界大魔神の脅威が去ったはずの「南の島」が、再び魔界の脅威にさらされるところからゲームははじまる。
「国王陛下」から再び南の島へと呼び戻された、主人公で伝説の勇者「アレックス」は、陛下から「新たな魔界ができつつある」と告げられ、魔界討伐を依頼される。「頼れる者はお前しかいない」といわれ、アレックスは魔界へ向かうことを快諾。かつて冒険をともにした仲間の警察長官「中衛将軍」との冒険を希望するが、中衛は冒険者を集めて討伐隊を編成し、すでに魔界へと向かっていた。ところがその後、何も連絡がないという。
一人で魔界に乗り込むことに不安を覚えるアレックス。そんなアレックスに、陛下は国王三銃士の一人で親衛隊長の「ローランド」、ローランドの次男で戦闘工兵の「ウォルター」、ローランドの三男で重装歩兵の「ヒイラギ」をお供につける。仲間を得たアレックスは、魔界に支配されてしまった聖なる場所「修道院」へと足を運ぶ……。
技能を制する者が戦闘を制す! レベルアップを繰り返して新たな技を手に入れよう
戦闘の準備は南の島で行う。島の「武器屋」「鎧屋」「盾屋」「アイテム屋」などで武器、防具、消費アイテムなどを揃え、「高価買取の店」では物を売ることができる。「宿屋」では100G(ゴールド)を払うことで、HP/MPともに完全回復させることが可能だ。
ダンジョンでの戦闘は、ボス戦や一部のイベントなどを除き、(基本的に)シンボルエンカウントとランダムエンカウントが併用されている。シンボルエンカウントだけだと油断していると、ランダムに敵キャラクタにエンカウントするので、気をつけよう。
敵との戦闘がはじめると、まずは「戦う」か「逃げる」のどちらかを選ぶ。「戦う」場合は、パーティキャラクタのコマンドを選択する。用意されたコマンドは、
- 物理攻撃の「攻撃」
- 強力な技や味方の回復などができる「技能」
- 敵の攻撃から身を守る「防御」
- 持っているアイテムを使用できる「アイテム」
の4種類。「技能」には、「連続攻撃」や「二回攻撃」などの物理攻撃、「スパーク」などの属性攻撃、「麻痺にらみ」などの状態異常攻撃に加え、味方を回復させる「回復」「解毒」などがある。単体の物理攻撃より強力なものが多く、戦闘は「技能」中心となる。特に「連続攻撃」「二回攻撃」「三回攻撃」などはMPを消費しないため、出し惜しみせずに使いたい。仲間が戦闘不能状態で街へ戻ると埋葬されてしまう。ゲーム序盤は仲間を復活させることが難しく、セーブデータが重要。一部を除いて、ダンジョン内でもセーブすることは可能だ。データは複数を作ることができるため、なるべくこまめにセーブしておこう。