ネットワーク(IP)カメラで撮影している画像をネットワーク経由で配信できる
「WebcamXP」は、ネットワークカメラ(IPカメラ)で撮影中のリアルタイム画像を、ネットワーク経由で眺めることができるソフトです。
自宅のパソコンにネットワークカメラを接続し、インターネット経由で眺めることができるので、電源を入れた状態のパソコンとネットワークカメラを接続して「WebcamXP」をセットアップし、玄関などにカメラを向けておけば、防犯カメラの働きを持たせることができます。カメラのパン&チルト機能を備えるので、ネットワークカメラを操作し、最適な画像を表示できます。
撮影された画像をハードディスクに録画することも可能で、画質やフレームレートなどからファイル容量を計算し、「1週間分をまるまる録画し、次週は上書きする」など、DVR録画スケジュールを設定できます。
録画以外に、FTPでファイルを転送したり、HTTPポストで表示したりすることも可能です。
仕様上、常時電源を入れたパソコンとネットワークカメラ、インターネット接続環境が望まれるので、Windowsサーバと組み合わせて使うことが現実的です。ルータやファイアウォールをスルーするための設定も必要になります。
もちろん、Webカメラが内蔵されたパソコンで利用することも可能です。イントラネットでWebカメラの画像を確認するには、ブラウザのアドレスバーに、「http://(コンピュータのIPアドレス):8080」を指定して表示します。
Webカメラ、ネットワークカメラ、WowWee Rovio(モバイルIPカメラ)など、1,500以上のデバイスに対応し、また、撮影済みの動画ファイル(WMV/MP4/MOVなど)の再生にも対応しています。
サポートしているストリーミングモードは、静止画JPEG、Flashクライアント、JavaScriptクライアント、Windowsメディアストリーミング、Flashビデオストリーミング、Windowsモバイルクライアントの6種類です。
フリー版では、管理できるビデオソースは二つまでなどの制限があります。上位版として「Private」「PRO」の各エディションも用意されています。
ソフト名: | WebcamXP |
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動作OS: | Windows 8/7/Vista/XP |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | Moonware Studios |