Delphi あるいは、C++Builder で使用するQRコード表示コンポーネント
【 概要 】
太田純(Junn Ohta)さんによるパブリックドメインのコード、
QRコード生成プログラムサンプルコード Ver.0.1をもとに
QRコード表示コンポーネント TQRCode を作成しました。
このバージョンの TQRCode には、以下の制限事項があります。
・QRコードモデル2にのみ対応(モデル1には、非対応)
・拡張チャネル解釈(ECI)モードには、非対応
TQRCode は、TImage を継承していますので、TImage に QRコード表示機能
を追加したものという感覚で使用できます。LoadFromFile 等で画像を読み込ん
だ後、画像の任意の位置に QRコードを表示するといった事も可能です。
また、ビットマップ形式で描画する場合は、シンボルを90度単位で回転
させたり、回転と組み合わせて反転させて表示する事も可能です。
登録は、適当なフォルダを作成して、QRCode.pas, QRCode.dcr, Compiler.pas
をコピーし、コンポーネントのインストールで、QRCode.pas を選択して下さい。
また、TQRCode は、Version 1.5 から DataList ユニットというものを使う
様になっています。これは、以下からダウンロードして TQRCode よりも先に
インストールして下さい。
TDataList & TInfoList 1.4
TStringList ライクにデータの管理をする為のクラスとコンポーネント
http://www.vector.co.jp/soft/win95/prog/se506614.html
TQRCode は、String = AnsiString という古い環境下で作成したものです。
また、QRコードそのものが文字コードに AnsiString を使用する事を前提と
しています。String = UnicodeString という環境下の方は、ソース中の
String という記述を全て AnsiString に書き直す必要があると思います。
あるいは、これに関連して別の変更を加える必要もあるのではないかと
思います。「こんな風にソースを変更したらうまく動いた。」という情報
をいただければ幸いです。
これに関しては、上記の TDataList & TInfoList 1.4 に関しても同様の
事が言えます。
ソフト名: | QRコード表示コンポーネント TQRCode |
---|---|
動作OS: | Windows 7/Vista/XP/Me/2000/NT/98/95 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 槻 誠三 |