QRコード(2次元バーコード)の作成機能に加え、読み取り機能も備えたパーコードエディタ。「QR Code Editor」は、QRコードを簡単な操作で作成できるソフト。作成したいバーコードのタイプ(用途)を選んで、情報を入力するだけで、リアルタイムにバーコードが生成される。できあがったバーコードは画像ファイルとして保存できるほか、クリップボード経由でコピー&ペーストしたり、OLE対応のアプリケーションにドラッグ&ドロップで貼り付けたりすることが可能。QRコードの画像を開いてデータを読み取れるほか、パソコンの画面上に表示されたQRコードをスナップショット感覚で取り込んで、デコードすることも可能だ。
選択できるバーコードのタイプは「電話帳登録」「メール作成」「ブックマーク登録」「テキスト」。「電話帳登録」では、名前、フリガナ、電話番号、メールアドレス、メモを登録する。電話番号とメールアドレスは二つまで登録することが可能。「メール作成」では、宛先、表題、本文を、また「ブックマーク登録」では、サイト名とURLを登録できる。「テキスト」では、パスワードを設定して暗号化することも可能。テキストの暗号化には、共通鍵ブロック暗号のCamellia(カメリア)が採用されている。そのほかにも、生成されるQRコードの誤り設定レベル(L:7%/M:15%/Q:25%/H:30%)や型番(1〜40および自動)、モジュールサイズ(1〜20)、キャリア(docomo/softbank/マルチキャリア)を指定できる。
メールアドレスなどの情報を入力すると、その場でQRコードがリアルタイムで生成される仕組み。ユーザが「生成ボタンをクリックする」操作などは不要だ。できあがったQRコードの画像ファイルへの保存は、BMP/GIF/JPEG/PNG/TIFF形式で行える。
画像ファイルに含まれるQRコードや、画面上に表示されたQRコードを読み取って、デコードすることも可能(スクリーン画像読み取り機能)。デコードされた内容を、編集して上書き保存したり、別のQRコードとして保存したりもできる。
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。