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この号の扉ページ
Win 95時代の バックアップソフト
仕組みと注意事項
ShrinkPackager
MediaKeeper
Disk Mirroring Tool
RCopy 95
NTuS Realtime Backup
バックアップしよう!
VFATBAK
FIN
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備えあれば憂いなし!!
Windows 95時代のバックアップ
〜あなたに合ったソフトは何?
バックアップソフトの簡単な仕組みと注意事項
〜Win 95がクラッシュしても困らない準備をしておけば安心〜
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いわゆるバックアップソフトが何をするものか、かいつまんで説明しよう。基本的には以下に示すバックアップとリストアという二大機能を持っていなければならない。
- 指定されたハードディスク内のファイル、フォルダ、またはすべてのファイルを別のメディアにコピーする
- バックアップしたメディアから、指定されたファイル、フォルダ、またはすべてをリストアする
ただし、一つのソフトウェアでバックアップ/リストア両方の機能を持たなければならないわけではない。それぞれ専用のソフトウェアに分割してもよい。だが、現実としてはこの二大機能をもとにいろいろな機能を追加したソフトウェアがほとんどだ。
さて、その仕掛けだが、多くのWindows 95用バックアップソフトは以下のような手順でバックアップを行う。
- バックアップに名前を付ける : ボリュームセットなどと呼ばれることが多いが、それぞれのバックアップを区別するために、ユニークな名前を付ける。このとき、バックアップ先のドライブおよびメディアも同時に設定する
- バックアップ対象を指定する : ソフトによっては、ハードディスクの特定パーティション全部とか、指定フォルダ内の更新されたファイルのみなど、いろいろな指定ができる
- 指定されたファイルおよびフォルダをバックアップ先にコピーする : この際、圧縮をかけながら、すべてのバックアップファイルを一つのファイルとして保存するソフトもある。さらに、LFNが使われている場合は、LFN情報を付加した状態でバックアップを取る
ざっとこんな感じでバックアップが行われる。リストアはこの逆だ。
しかし、問題になるのがWindows 95が起動できないほどのクラッシュに見舞われたとき。バックアップソフト自体がWindows 95上でないと動かないものだと、リストアするためにWindows 95+バックアップしたソフトが必要ということになる。つまり、Windows 95をなんとか再インストールしてからバックアップソフトをもう一度インストールし、やっとリストアができるわけだ。これではすごい手間になる。
これを防ぐために、緊急ブートフロッピーからコマンドプロンプトを起動し、この中にDOSから使えるリストア用のユーティリティを入れておくという手法がある。ただし、そういう用途として作られたソフトでなければリストアできないし、またMOやPDにバックアップした場合は、ブートフロッピーにそれぞれのドライバが入っていないとメディアが認識できない。
なお、Windows 95のコンロトールパネルで作る起動ディスクは、本当にただコマンドプロンプトをSafeモードで起動するだけなので、当然デバイスドライバなどは含まれない。バックアップにSCSIデバイスを使うなら、SCSIドライバとMOやPD等のそれぞれのドライバを組み込んだCONFIG.SYSを作っておこう。ついでに内蔵CD-ROMのドライバとMSCDEX.EXEも忘れずに組み込んでおくこと。
以下のページでは、Windows 95で動作するバックアップソフト8本を取り上げ、その特徴などを見ていこう。
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この記事は '97年12月29日 に公開されたものです。
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