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(PickUp)

備えあれば憂いなし!!
Windows 95時代のバックアップ 〜あなたに合ったソフトは何?

ユーザ傾向別 お勧めバックアップソフト
〜4種類のタイプ別のお勧め〜

ソコンの使い方によってバックアップソフトも異なる。どういう使い方をするユーザにはどれがおすすめか、独断と偏見による指針を示しておこう。

<よくわかりません派>
Windows 95に関する知識がほとんどなくても何とかなってしまうのが「バックアップしよう!」。対話形式で進んでいくから、あまり考えなくてもすむ。もっとも、最近は出荷時の状態に復旧するCD-ROMが付属しているから、あまりフルバックアップを取る必要もないかもしれない。パソコンはよくわからないけど、データだけは保存したいという人向け。

<ビジネス派>
WordやExcel、Access、さらにはIE 4.0やOutlook Expressなどを使いまくっているような人は、必然的に大量のデータファイルがたまるはず。こういう人は、月1回程度のフルバックアップ+毎日のデータバックアップを併用したい。フルバックアップは「VFATBAK」で行い、なくなると困るデータファイルは「NTus Realtime Backup」を使って他のメディアにミラーリングさせよう。こうしておけば、システム全体をすぐ復旧させ、データは最新のものを取り出すことができる。ほかに、プログラマやデザイナーなど、とにかくデータファイルの更新が多いユーザはこうした使い方をお勧めする。

<ホビー派>
あまりデータファイルがたまらない使い方、例えばゲームやWebサーフィンなど、趣味にパソコンを使っている人は、それほど頻繁にバックアップを取る必要もない。しかし、まさかのときのために、それなりのバックアップを取っておこう。こういう人には「ShrinkPackager」などの圧縮/分割バックアップをお勧めする。更新されたファイルを適時追加していけば、いつでも最新のものに戻すことができる。

<SOHO派>
複数のパソコンでLANを組んでバリバリ使っている人にはやはり「MediaKeeper」だ。サーバに接続したMOやPDに分割バックアップできるのはこれだけ。最新版ではUNC対応しているため、わざわざドライブ名を割り当てる必要もなくなった。付属する「TimeKeeper」で更新されたデータファイルをサーバーにバックアップさせることもできるし、基本的にファイル単位でのコピーだから、うかつなことをやってデータロストしてもすぐネットワーク経由で復活できる。


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この記事は '97年12月29日 に公開されたものです。