「カスペルスキー セキュリティ」は、誰もが簡単に、安心・安全にインターネットを利用できる環境を実現する為のセキュリティソフト。ランサムウェアを始めとしたマルウェア対策等により、巧妙化するネット犯罪の脅威からパソコンを守る。
また、マルウェア対策機能の他にも迷惑メール対策、危険なWebサイトへのアクセス防止、不正バナー広告対策、Webカメラへのアクセス監視等、様々な保護機能を搭載する。
「カスペルスキー セキュリティ」は、Windows版、Mac版、Android版、iOS版の4つで構成され、利用するデバイスにより使用できる機能が異なる。
以下、Windows版にスポットを当てて、解説を行なっていく。
「カスペルスキー セキュリティ」の大きな特徴の一つは、保護機能を強化し、かつシステム負荷を低減する「ハイブリッドプロテクション」を採用している事だ。
パソコン側のセキュリティ対策技術と、クラウド上の情報による検知とを組み合わせる事により、最新の脅威にも素早く対応でき、更には誤検知を回避したり、検知精度を向上させたりする事が可能となる。
大きな社会問題にもなったランサムウェア(身代金要求型ウイルス)の脅威に対する保護機能ももちろん搭載する。電子メールやWebサイト閲覧での感染を防止するほか、通信を監視して不正な通信を検知した場合はこれを遮断。被害の拡大を未然に防ぐ。
更に、
- ランサムウェアによる暗号化など、疑わしい動作に反応し、ファイルを自動バックアップする「システムウォッチャー」
- ランサムウェアによってロックされたパソコンをショートカットキーで解除できる「不正ロック対策」
等、万が一の場合にも安心な機能が二重にも三重にも用意されている。