機能は、ワンクリック最適化＋3種類の自動機能と、そのほかの詳細機能とに大きく分けられる。日頃はワンクリック最適化＋自動機能で高速・最適化を行い、時間のあるときやパソコンのパフォーマンスが気になったときに、詳細機能を実行してみる、というのが基本的な使い方になるのではないかと思う。自動機能は一度設定してしまえば（設定を変更しない限り）やることはないので、ユーザが日常的に行うべき操作はマウスクリックだけだ。

残念ながら購入前に試用することはできないが、その代わり、「WinOptimizer 15」の一部機能が割愛された無料版「WinOptimizer 2017 Free」が公開されている。機能の有無のほかに、用語の使い方など、細かな点は異なるものの、ワンクリック最適化やパフォーマンスの改善、各種カスタマイズ、ファイルツール、バックアップ管理などの主要機能は使うことができる。各機能の効果のほどは「WinOptimizer 2017 Free」で確認できるだろう。ただし、ホーム画面をはじめ、インタフェースは「WinOptimizer 15」と「WinOptimizer 2017 Free」とではかなり異なるので、その点はご注意を（もちろん「WinOptimizer 15」の方が洗練されている）。