ディスプレイの一部範囲を拡大表示するユーティリティ。表示内容をほぼリアルタイムで更新することも可能。「でかく見たいねん2」は、“Windowsモニタ装置の任意ゾーンを拡大してインタバルモニタする”ソフト。マウスでユーザが指定したポイントを始点に、ディスプレイ上の一部範囲を別ウィンドウに拡大表示する。拡大率を変更したり、再描画のインタバル時間を変更したりすることも、もちろん可能。拡大表示される範囲をブロック分割し、変化のあったブロックだけを再描画することにより、表示のちらつきを防止する。
使い方は簡単。起動すると、コンパクトな操作画面(メイン画面)が表示される。ツールバーの「始」ボタンのクリックなどで、モニタゾーンの始点指示待ち状態になり、デスクトップ上の任意の場所でマウスクリックすると、インタバルモニタが開始される仕組み。マウスでクリックしたポイントがモニタゾーンの始点となる。
モニタウィンドウは、ウィンドウ上のマウス左ドラッグで位置を移動させたり、ウィンドウ端の左ドラッグで大きさを変更したりすることが可能。表示内容(モニタゾーンの始点)の調整は、【Ctrl】+カーソルキーまたはウィンドウ上のマウスの右ドラッグで行える。
設定画面(モニタ条件設定)では、モニタウィンドウでの拡大率や描画のインタバル時間などを指定することが可能。拡大率は等倍の100%から最大1200%までの間で、またインタバル時間は最短100msから最長6000ms(60秒)までの間で変更できる。そのほかにも、モニタゾーンのブロック分割数(縦横いずれも1から5まで)やモニタウィンドウにフォーカスがあるときの枠表示色、モニタ実行中のメイン画面待機位置を指定することが可能だ。
起動時のウィンドウはデフォルトで最前面に表示されるようになっている(設定で変更することも可能)。
モニタウィンドウをダブルクリックするとインタバルモニタが解除され、メイン画面が表示される。再度、同じ状態でモニタを再開したい場合は、ツールバーの「再」ボタンをクリックする。