はじめてでも戸惑わず、快適に使える“かんたん年賀状ソフト”。必要な年賀状の枚数がすぐにわかる「年賀状宛先セレクト」が追加された。「筆まめSelect」は、“作成・管理を面倒な手間なく行える住所録”“プロの書道家が監修した宛名レイアウト”“充実したサポート”で、パソコンの初心者から上級者まで、幅広く対応する年賀状・はがき作成ソフト。簡単操作で定評のある「筆まめ」の機能を厳選搭載したダウンロード専用版で、年賀状の作成はもちろん、暑中・寒中見舞いや挨拶・案内状などの作成も可能。さらに、宛名ラベルや送り状、シール、光学メディアのレーベルといった印刷物も作成でき、一年中使うことができる。利用できるデザイン・イラストも豊富。戌をはじめとした十二支すべてなど、その数は計45万点に上る。
新バージョン「2018」では、「年賀状宛先セレクト」が追加されたほか、最愛のペットを使って、ひと味違った年賀状を作れる「ペット年賀状」機能も新たに搭載。年賀はがきの購入から印刷、投函までをインターネットから申し込んで行える「筆まめネットプリント」などの強化も図られた。その年限定の好評「スペシャルデザイン年賀状」は、京・加賀・東京手描の「日本三大友禅」と、「冨嶽三十六景」などでおなじみの浮世絵師「葛飾北斎」の作品をモチーフにしたもの。日本の伝統美がデザインされた年賀状を作成できる。
動作モードは、
- 筆まめを使う(筆まめ Ver.28 ベーシック)
- はじめてモードを使う
- Web筆まめを使う
を起動時に選択することが可能。「はじめてモード」は、機能を基本的なものに絞り、より簡単に使えるようにした簡易版。タッチ操作に対応し、タッチでもマウスでも快適に操作できるよう配慮されている。「Web筆まめ」は、Webブラウザを使って、はがきの作成・印刷を行えるクラウドサービスだ(利用手続き日から90日間利用できる)。宛名面(住所録)、デザイン面ともに作成・編集はウィザード形式で行うことができ、わかりやすい。例えば、宛名面では、
- 郵便番号または電話番号の入力だけで住所が自動的に表示される「住所自動表示」
- 子どもの名前ランキング上位の漢字にも対応する「姓名辞書」
- 宛名印刷に必要な情報だけを専用モードで入力できる「特急宛名入力」
といった機能が、また、デザイン面では、- (1)文面デザイン選択、(2)イラスト・文章の入れ替え、(3)印刷の3ステップで完成する「特急デザイナー」
- 送る相手や雰囲気などの条件を設定することにより、年賀状デザインの候補が表示される「年賀状デザインナビ」
- ひと味違った楽しいデザインテンプレートや作成機能が用意された「初笑い年賀状工房」
などが用意され、効率的に作業を進めることができる。新たに追加された「年賀状宛先セレクト」はその名の通り、年賀状の宛先を簡単に絞り込める機能。(1)住所録の分類とマークの有無を選択、(2)年賀状の出受記録マークを指定、(3)「2018年に年賀状を出しても差し支えない人(喪中はがきをもらっていない人)」などの条件を選択することにより、宛先候補がリスト表示される。リストでさらに「送る人」を指定すれば、住所録が絞り込まれる仕組み。
「ペット年賀状」は、「初笑い年賀状工房」に追加された新パネル。「初笑い年賀状工房」では前バージョンでも、漫画風の年賀状や新聞風の年賀状を作成できるテンプレートが用意されていたが、「2018」では、ペットを使った年賀状作成に最適なテンプレートが加わった。自分で撮影したペットの写真を利用できるのはもちろん、犬のイラストも多数、収録されている。
「2018」の「スペシャルデザイン年賀状」には、京友禅、加賀友禅、東京手描友禅が各3点ずつ、さらに葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」「凱風快晴」「桜に鷹図」、ぬり絵用の「隅田の不二」「尾州不二見原」「海上の不二」の計15点が含まれる。「スペシャルデザイン年賀状」を利用するにはユーザ登録が必要。2018年1月31日までの期間限定で利用できる。