ソフトの公式サイト(FileOptimizer (English) - Software Javier Gutierrez Chamorro (Guti))にアクセスすると、対応する拡張子(ファイル)が3GPからTHUMBS.DBまで、ページの上部にずらずらと列挙されている。その数275(本文では同サイトの“More than 275 file extensions supported”との記載に従い、275種類以上とした)。さらにヘルプを読むと「最善を尽くしているけど、見逃しているファイル形式があるかもしれません。現在、対応外のものでも、コマンドラインツールが利用できるものなら組み込むのは簡単だから、教えてください」とある……。使い方はいたって簡単だ。ファイルをドラッグ&ドロップして、「すべてのファイルを最適化」を実行するだけでよい。処理が終わると、個々のファイルの最適化後のファイルサイズと元のファイルに対する容量比が表示されるが、さらに画面下部のステータスバーでは、処理したファイルの数と削減できたバイト数、処理ファイル全体でのオリジナルに対する容量比もわかる。どの程度最適化できるのかはファイルによって大きく異なるが、30〜40%削減できるものもあるので、効果は大きい。
インタフェースは英語。使われている単語はさほど難しいものでもないので、そのまま使用してもよいが、やはり日本語化した方がわかりやすい。フリーソフトの活用 - FileOptimizer 日本語化で日本語化パッチファイルが公開されているが、対象のバージョンは9.70.1745。配布サイトでダウンロードできる最新バージョン9.90.1844には当てることができない。9.70.1745用のパッチファイルで日本語化する場合は、ベクターでもダウンロードできる9.70.1745が必要になる。
(今玉利 碧)