指定日数が経過した“古いファイル”をまとめて削除できるソフト。削除パターンはファイル保存でき、再実行することが可能。「Totter」は、対象フォルダや削除ファイル/除外ファイルの名前を設定することにより、ユーザの指定する経過日数に達したファイルを一括削除できるソフト。対象フォルダには「ごみ箱」を指定することも可能。削除条件にファイル属性を指定したり、「空のディレクトリのみ削除」するようにしたり、削除実行時に、いったん「ごみ箱に入れる」ようにしたりもできる。複数の削除パターンをまとめて実行することも可能だ。
削除パターンの登録は「アイテム設定」画面で行う。指定できるのは、
といった項目。削除ファイルおよび除外ファイルの指定には、ワイルドカードを使うことができ、セミコロンで区切って、複数を指定することもできる。経過日数は作成日時、更新日時、アクセス日時から選択することが可能。さらに、削除対象とするファイルの属性(読み出し専用、非表示ファイル、システムファイル、ディレクトリ、アーカイブ)を指定することもできる。オプションでは、
- サブディレクトリ内のファイルも削除
- 空のディレクトリのみ削除
- リンクの切れたショートカットは即時削除
- ただし、未挿入のリムーバブルドライブは除く
などを指定することが可能。標準では、ごみ箱を経由せずに削除されるが、「ごみ箱に入れる」オプションを指定して、いったんごみ箱をに格納しておくこともできる。削除を“テスト”する機能もあり、実際に削除を行う前に削除対象ファイルの一覧を確認できるようになっている。削除パターンは、名前(.rmp)を付けてファイル保存することが可能。起動時オプションでは、指定の削除パターンを読み込ませたり、指定削除パターンをすべて実行し、終了させたりすることができる。