独特な操作感覚の“レトロ風2D反動アクションゲーム”。撃つと強烈な反動で体を飛ばされる銃を使い、黒い結晶を破壊してゆく。機械仕掛けの少女は、大気を撃ち出す拳銃を相棒に黒い結晶と戦う
「反動拳銃シルフィード」は「銃を撃って敵を倒しながら、その反動で移動する」という、ユニークなシステムの2Dアクションゲーム。反動を利用してダッシュしたり、空中を移動したりしながら、制限時間内にフィールド上のすべての結晶を破壊すればステージクリア。レベルが上がるごとに、使用できる武器が増える。用意されたステージは60面。想定プレイ時間は1時間程度。
ゲームの主人公は、人のように成長する「ココロ」が組み込まれた機械仕掛けの少女「フィール」。風を操るクリスタルをコアに使用して作られた銃「シルフィード」を持つ。周囲の大気を集めて圧縮して撃ち出すことができるが、調整が不完全で、発射すると強烈な反動が生じ、撃ち手を反対方向に跳ね飛ばしてしまうという問題があった。しかしフィールは、その欠点を逆に活用して、自らの移動力を高めることに成功する。
フィールの敵は、悪夢の元凶「黒の結晶」。黒の結晶が存在する空間では、フィールの生命力「VIT」が徐々に減少してゆく。そのため、「VIT」が尽きる前にフィールド内のすべての「黒の結晶」を破壊しなくてはならない……。
ジャンプと射撃を組み合わせて、空中浮遊や壁蹴りなども可能
操作はキーボードで行う。【←】/【→】キーは「フィール」の左右移動。【X】キーでジャンプ。キーを長押しすると、通常よりも高く飛び、空中での姿勢制御も行える。
【Z】キーで射撃。画面左上の「AIR」ゲージが空になるまで撃つことができる。AIRは、時間とともに周囲の大気から自動的に補給される。補給は速いが、水中ではAIRを補給することができないので、弾切れを起こす。注意が必要だ。
【↑】+【Z】キーでは上を撃てる。地上で【↓】キーを押すと「構え」状態になり、射撃の反動や硬直を軽減することができる。
真下を撃つには、ジャンプ中の【↓】+【Z】キー。ジャンプとタイミングを合わせて真下を撃つと、さらに高く上昇したり、連射して空中を移動したりできる。
反動を利用しての「ダッシュ」も可能。前方に向かって射撃したあと、反動の慣性が残っている間に後ろに向かって移動すればよい。
壁と銃が接触している状態でジャンプと射撃を同時に行えれば、壁を蹴って登ることが可能。滞空中に上に発射して、下方向の速度が一定以上に達すると急降下状態となり、攻撃判定が発生して結晶を破壊することができる。ただし、着地時に一定の硬直が発生する。
レベルをクリアするごとに使用できる武器の種類が増える
ステージは0から5の6レベルに分かれ、各レベルは0から9の10階層に分かれている。
ゲーム開始時の「フィール」の残機は3(稼働中のフィールを含む)。階層攻略開始時点でのVITは60。VITは時間経過とともに徐々に減少し、さらにフィールがダメージを受けても減少するが、フィールド上に存在するリンゴ型のアイテムを取ると30回復する。黒の結晶をすべて破壊する前にVITが0になると残機が1減り、当該階層最初からのやり直しとなる。
フィールの残機が0になったらゲームオーバー。
- 武器を変えずにコンティニューして、当該レベルの最初からゲームを開始
- 武器を変更してコンティニュー
- タイトルに戻る
のいずれかを選択できる。使用できる武器は、ゲーム開始当初はハンドガンのみ。レベルをひとつ攻略するごとに、マシンガン、カノン、スナイパー、ブースター、ソードと、使用できる武器の種類が増えてゆく。