ファイル/フォルダのコンテキスト(右クリック)メニューの「送る(SendTo)」からアイテム名などをクリップボードへコピーできるソフト。「ClipName」は、ファイル/フォルダの名前などを簡単な操作でクリップボードに転送できるユーティリティ。使い方は簡単。ファイル/フォルダの右クリックで表示されるコンテキストメニューで「ClipName」を選択し、コピーする対象を選択するだけでよい。アイテム名のコピーのほか、ファイル名を変更したり、ファイルの更新・作成日時を編集したり、ファイルがあるフォルダを開いたりといったこともできる。
コピーできるのは、
- Path Name(フルパス名。例:C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe)
- Name.Ext(拡張子含むファイル名。例:iexplore.exe)
- NameOnly(ファイル名のみ。例:iexplore)
- Dos Name(DOS形式のフルパス名。例:C:\PROGRA~1\INTERN~1\iexplore.exe)
の4種類。いずれも複数のアイテムをコピー対象にすることが可能。複数アイテムを選択・コピーする場合は、アイテム間に改行が挿入された上でクリップボードに転送される。さらにコンテキストメニューからは、
- Open Fold(ファイルがあるフォルダを開く)
- Chg Name(ファイル名を変更する)
- Make File(フォルダ内に任意の名前で新規ファイルを作る(単一フォルダ選択時のみ可能))
- Date Time(ファイル更新・作成日時を変更する)
- Copy Files(ファイルを指定したフォルダにコピー/移動する)
といった機能も利用できる。選択したファイルがひとつだけで拡張子がTXT/HTMのときは、ファイルの内容をクリップボードにコピーすることも可能だ。「送る」メニューからのほか、デスクトップに作成したショートカットからでも利用することが可能。INFファイルを使用してインストールすることもできる。