ソフトを開発しようと思った動機、背景
小さい頃、兄と一緒にスーパーファミコンの名作ホラーゲームをプレイしました。暗闇の恐怖……。心臓が止まりそうな演出……。もうこれ以上進めたくない……。そんな非日常を味わえるホラーゲームの世界に私はすぐ虜になりました。それからいくつものゲームをプレイし、楽しんでいたのですが、ふと、
- 「自分が創る側になったらどんなゲームを作れるだろう?」
という好奇心が出てきたのです。すぐに「ツクール」を購入し、制作開始。妥協せず、思いつく限りに恐怖を凝縮させてみました。一人でも多くのプレイヤーを怖がらせることができていたら、とてもうれしいです。開発中に苦労した点
制作中、飼い猫がドアをガリガリやる音に心臓が止まりそうになったり、布団の中で恐怖演出を考えていたら怖くなって、トイレに行けなくなったり……。
感動したのは、「RPGツクールVX Ace」でのゲームの作りやすさですね。昔に比べ、RGSSプラグインを導入することで本当にいろいろなことができるようになりました。今作ではプラグインを活かして、恐怖をゲーム内から現実世界へと介入(?)させる場面もあります。
(STUDIO KOALA)