指定したプログラムの通信を簡単に遮断できる“ブロック”ソフト。Windowsファイアウォールを直接操作する必要がなく、誰でも簡単に使える。「Firewall App Blocker」は、複雑でわかりにくいWindowsファイアウォールの設定変更を簡単に行えるようにする補助ソフト。データ通信させたくないプログラムをリストに登録すると、Windowsファイアウォールに設定が書き込まれ、以降は通信がブロックされる。ブロックの解除や一時的な解除も簡単に行える。
メイン画面上のリストにプログラムを追加すると「ブロック」が指定され、「状態」チェックボックスがチェックされる。同時にWindowsファイアウォールに設定が書き込まれ、通信が遮断される仕組み。
ブロックを解除するには、「状態」チェックボックスのチェックを外す(一時的解除)か、当該プログラムをリストから削除すればよい。すべての登録プログラムのブロック/解除を一括で切り替えることも可能。プログラム名を変更したり、プログラムを起動したり、フォルダを開いたりといった操作も行える。
エクスプローラなどのコンテキスト(右クリック)メニューからプログラムをリストに登録したり、逆に解除したりすることも可能。「コンテキストメニューに追加」オプションを有効にすれば、コンテキストメニューからの操作が行えるようになる(さらに「表示にShiftキーを使用」という補助オプションもある。このオプションが有効になっている場合は、【Shift】キーを押しながら右クリックしないと、メニュー項目そのものが表示されない)。
オプションには「隠しファイルを表示」「拡張子を表示」もあり、エクスプローラ上でのファイル表示設定を変更できるようになっている。そのほかにも、
- ファイアウォール設定を初期状態にリセット
- アイテムリストのiniファイル形式でのインポート/エクスポート
といった操作も行える。