テキストファイルで使用されている文字コードを簡単にチェックできるソフト。ソース(入力)ファイルをドラッグ&ドロップしたり、エクスプローラの「送る」メニューから起動したりできるので、テキストエディタで開いて確認するのより簡単だし、なにより一括変換に対応しているので便利だ。一括変換の場合、ソースとなるテキストはフォルダ単位での指定となる。拡張子を使ったフィルタ設定とサブフォルダを処理に含めるためのオプションは、出力側の設定に含まれるが、すべての設定項目がメイン画面上に表示されているので、迷う心配はない。
ファイルやフォルダを指定するテキストボックスは履歴やお気に入りのような機能を持たないので、同じファイル/フォルダで繰り返し作業する場合は、そのつど指定する。もし、定期的に文字コードの変換を必要とするのであれば、コマンドライン生成機能を使ってバッチファイルを作成しておくと便利だ。ソースおよび出力先のパスや各種設定のパラメータをすべて含んだコマンドを作成してくれるので、細かい記述方法を覚える必要はない。
「コマンドラインまでは必要ない」という人も、「送る」メニューから起動するようにしておけば、入力ファイル/フォルダを指定する手間が省ける。「送る」メニューへの登録は専用コマンドを実行するだけと簡単だ。
(福住 護)