ソフトを開発しようと思った動機、背景
「断捨離」「ミニマリスト」という言葉が近年、注目されてきています。便利な世の中になり、物を持たなくてもある程度生活することができるようになってきたためだと思われますが、それでも「必要ないとわかっていても、昔の想い出が詰まっていて、どうしても捨てることができない」という方も多くいると思います。
また、日頃きちんと整理・整頓をしているつもりでも「どこに入れたっけ?」と、しまった場所がわからずに探し続けたり、仕方なく同じものを買い直したりという経験のある方もいらっしゃると思います。
「日頃パソコンで作業をすることが多い方であれば、パソコン上で持ち物の管理ができれば便利になるだろう」と思い、このソフトを開発しました。開発中に苦労した点
物を捨てたり、整理したりするのに困るものの代表格として「紙の書類」や「古い写真」が挙がると思います。そこで「想イデジタル」には、スキャナを使わずに、スマートフォンのカメラで簡単にスキャンすることのできる機能「スマホでスキャン」を搭載しました。スマホで文書を撮影すると、その場でパソコンに画像が転送され、撮影した文書から輪郭を検出して台形補正(書類の平面化処理)をします。この輪郭検出機能をどのようにすれば精度を高めることができるか、また利用者が迷わず使えるかを念頭にユーザインタフェースを試行錯誤しました。
ユーザにお勧めする使い方
持ち物の整理や処分をするには、まず「写真を撮る」ということをお勧めします。写真をパソコンに入れておけば、必要なものや不要なものの整理をしやすくなります。「想イデジタル」にはタグやコメントなどを記入する機能が付いていますが、それらは後回しにして、「まずは写真を撮りためる」ということが重要です。
「想イデジタル」を使うことで、日頃の整理・整頓はもちろんのこと、引っ越しを控えている方であれば、「処分するもの」と「新居に持っていくもの」の分類もできますし、写真に残しておくことで家具の配置方法を検討したりすることもできます。家具などはさまざまな角度から撮影をして、一つのグループにまとめておくと整理しやすいです。
今後のバージョンアップ予定
スマホとパソコンを便利に活用する製品として進化をさせてゆきます。無料体験版も用意しておりますので、一度ご利用になって、ご要望などがございましたら、ぜひ弊社までご連絡ください。
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