400以上の便利な機能をMicrosoft Excelに追加できるアドインソフト。追加されるボタンは、機能がイメージされたデザインで、必要なものを見つけやすい。「即戦力!Excel仕事術」は、“Excelを仕事に活かす便利機能”を追加できるソフト。ファイル変換、表の装飾追加、数式追加、図形処理など、さまざまな機能がワンタッチボタンとして追加される。「スタンダード版」「プロフェッショナル版」の2エディションがあり、それぞれで追加される機能の数は、
- スタンダード版:194
- プロフェッショナル版:418(スタンダード版の194を含む)
と、実に豊富。「リボン」として提供され、スタンダード版では「Std1」「Std2」「Std3」が、プロフェッショナル版ではスタンダード版の3タブに加え、さらに「Pro1」「Pro2」「Pro3」の計6タブが追加される。プロフェッショナル版で追加されるボタンは、各リボンタブごとに、
- Std1(ファイル関連):開く・保存、チェック、フォルダ、ファイル変換
- Std2(セルの入力・編集):セル、コピー・ペースト・クリア、電卓・メモ、入力規則、コントロール
- Std3(文字列や数式、表示形式など):文字列、日付・時刻、金額、氏名、郵便番号、数式、参照、チェック、罫線、配色、行列
- Pro1(ワークシート操作と外部データベース):シート、シート保護、シート名、表示設定、グループ、テーブル、データベース
- Pro2(印刷、定型フォーマット作成):印刷、ページ設定、拡大・縮小、レター・写真、付箋、カレンダー、予定表、工程表、方眼紙、リンク
- Pro3(図形、アウトライン):電子印鑑、標準図形、強調図形、拡大・縮小、図形調整、文書、Web・メール
となっている。例えば、Std1の「ファイル変換」に含まれる「PDF」を利用すれば、開いているシートをワンクリックでPDF出力することが可能。Pro2の「予定表」では、縦型・横型の予定表をワンタッチで作成できる。土日の色分けや祝日の入力も自動的に行われる。数ある機能のなかでもユニークなのがPro3の「電子印鑑」。印鑑のイメージをグラフィックで作成し、シートに貼り付けられる。作成できる印影は、姓または姓名のみの認印、日付や部署名などが入るデータ印、「承認」「マル秘」といったビジネス印と、バリエーションが豊富。印鑑を押印するための押印欄を作成することもでき、特にビジネスシーンで便利に使える。