古いデバイスドライバーをワンクリックで最新版に更新できるソフト。ドライバーを更新してシステムの安定化・高速化を図り、セキュリティ上のリスクを低減させる。Windows 10に完全対応した。「Driver Booster PRO」は、パソコンで使用されているデバイスドライバーやJRE(Java Runtime Environment)などをスキャンし、古くなっているものをまとめてアップデートできるドライバー更新ソフト。スキャンは自動実行され、更新操作はワンクリックで完了する。新バージョン「3」では、
- Windows 10への完全対応
- ゲームコンポーネンツデータベースの拡充
- スキンの追加
- アンインストール機能の最適化
- ドライバーバックアップ機能の最適化
- スキャンエンジンの最適化
などが行われた。有償の「PRO」版には無料の「Free」版にはない「システムアイドル時のドライバーの自動ダウンロード」「プログラムの自動アップデート」などの機能があるほか、「Free」版に比べて高速かつ優先的にドライバーを更新できる。起動するとただちにスキャンが開始され、ドライバーの状態が表示される。「すべて更新」ボタンをクリックするだけで、各デバイスのベンダーからドライバーの最新版をダウンロードし、インストール(アップデート)までの処理を自動で行ってくれる。
スキャン結果は「古いドライバー」「最新のドライバー」のに二つのタブ画面に表示され、各ドライバーのデバイスの名称や前回の更新日、ドライバーの状態などを確認することが可能。ドライバーを個別にアップデート/アンインストールしたり、詳細情報を参照したり、スキャンからの除外指定を行ったりもできる。
リストの内容は「デバイスドライバー」「ゲームドライバー(ゲームコンポーネント)」にグループ分けされ、「デバイスドライバー」にはハードウェアの動作に必要なドライバーが、また「ゲームドライバー」にはAdobe Flash PlayerやJREのようなアプリケーション用プラットフォーム類が含まれる。
アップデート時には自動的にバックアップが行われ、復元センターに登録される。万が一トラブルが発生しても、すぐに以前の状態に戻すことが可能。アップデートに関係なく、ドライバーを個別にバックアップすることもできる。
オプションでは、スキャンの自動実行スケジュール、ダウンロードしたインストーラーの保存先やバックアップ先のフォルダ、スキンの切り替えなどを指定することが可能。初期状態では、
- プログラムを起動した際に自動でスキャン、次の頻度でスキャン(毎週)
- ゲームドライバーをスキャン
- 初めて接続したデバイスを自動的にスキャン
- WHQL試験で認定された(Microsoft社認定の)ドライバーのみ表示
- ドライバーをインストールする前に自動的に復元ポイントを作成
- インストールが完了したドライバーのインストーラーを自動的に削除
- (パソコンのアイドル時にドライバーを)自動ダウンロード
- ドライバーをバックグラウンドで自動的にインストール
などの項目がONになっている。