「MirrorGo」の開発動機
「オフィスでスマホをいじるのは不便だな」「パソコンでスマホを操作できれば便利だろう」と思ったのがはじまりです。オフィスで携帯を触っていれば、「サボっている」と上司に思われやてしまいます(笑)。スマホに夢中になると、パソコンに入ってきたメールやメッセージを見逃すこともありますし、会議に参加しているときなどは、大事な私用電話やショートメッセージが入ってきても、すぐに対応できなかったり、見逃してしまったりします。携帯とパソコン両方で返信しなければならないときは、キーボードを叩いたり、スマホで返信したり、そしてタイピングをミスったり……とにかく忙しなく動くのがとても嫌でした。こうした問題を解決するため、「スマホのスクリーンをパソコンに映し、すべての操作をパソコンでできれば楽に違いない」と考えました。開発において困難だったこと
開発当初、タイムラグや、スマホとパソコンの接続率が低かったり、画質極端に悪かったり、音声が出なかったり……など、多くの問題が山積みでした。幸い優秀で(笑)頼もしい開発グループがこれらの問題を一つひとつ解決し、現在ではタイムラグは大幅に改善され、スマホのスクリーンとパソコンの動きはほぼ同時になりました。携帯とパソコンに繋げる成功率は二倍になり、パソコンの画質はスマホと最大限に一致しました。なぜ最大限かというと、解像度が2048×1024のスマホに対し、1600×900以下のパソコンで同じ画質を再現するのは不可能だからです。次のリリースでは、音声の問題も解決できる予定です。
「MirrorGo」のユーザにオススメの使い方
スマホでゲームをするとき、まれに指で操作するのが不便なことがあります。例えば、意図していない個所をタッチしたり、指の影に隠れてスクリーンの一部を見られなくなったり……。また、長時間スマホでゲームをすると、スマホ本体が熱くなり、低温やけどしたり、手が痛くなったりすることもあります。バッテリー消費も激しくなりますし。首や手が疲れたり、あまり健康的ではなさそうです。
このような問題は「MirrorGo」で解決できます。パソコンで携帯ゲームをプレイすれば、首は疲れないし、画面の隅々まで見ることができます。また、ボタンがある携帯ゲームでは、ホットキー機能を使えば、キーボードでゲームを操作することも可能です。仕事面では、自社アプリのデモンストレーションの際に、大画面で実際の画面操作を見てもらうことができます。
「MirrorGo」の今後の計画
「MirrorGo」の機能をもっと豊富にし、ユーザさまのスマホライフをさらに楽しいものにすることが私たちの目標です。例えば、スマホゲームの実況をシェアするとき、ゲームの音声だけではなく、プレイヤーの声や顔までシェアできるようになるとか……。スマホゲームをもっと楽しめる機能を考え、「MirrorGo」の機能に追加してゆこうと考えています。
読者の方にひと言
「MirrorGo」に対するご意見・ご感想をいただければ幸いです。また、よいアイデアがあれば、ぜひお寄せください。すばらしいアイデアであれば、全力を尽くして実現します。
((株)ワンダーシェアソフトウェア)