コミカルタッチのシミュレーションゲーム。とある町の私立探偵となって一日を過ごし、持ち込まれる依頼を解決してゆく。架空の町に住む私立探偵となって、依頼を解決したり……
「私立探偵ムーディー」はその名の通り、私立探偵の一日を体験するシミュレーションゲーム。ネコさがしからドロボウの逮捕まで、次々と飛び込んでくる依頼を、町の中をうろつきながら解決してゆく。
ゲームの舞台は架空の町「東久米」。この町に事務所を構える私立探偵の「ムーディ」が主人公。ヘビースモーカーで、ちょっとハードボイルドを気取った中年オヤジだ。ムーディの探偵事務所には毎日多くの依頼人が訪れ、さまざまな相談事を持ち込んでくる。その中から気に入ったものを受け、町に出てあちこち動き回り、時には聞き込みをしたりして依頼を解決してゆく……。
ムーディ探偵社の営業時間は朝5時35分から17時00分まで。営業時間を過ぎるとムーディは仕事を止めて「バーFaces」に赴き、ゲームはエンディングとなる。17時前でもバーFacesに立ち寄れば、直ちにエンディング。エンディング後には評価画面が開き、その日の実績を確認できるようになっている。
駅前、繁華街、団地、遠い町の4ヵ所を行ったり来たりして手がかりをつかもう
依頼は探偵事務所で受ける。事務所でネオンテトラに餌をやったりして時間を潰していると、依頼人がやって来て相談してくる。依頼内容が気に入らなければ断ってもよい。依頼を受けたら捜査の開始。町に出よう。町に出るのを遅らせて依頼人が来るのを待ち、依頼を複数件、並行して受けることも可能だ。
探偵社があるのは東久米の駅前。駅前には「ヨドミギカメラ」「どら焼き屋」などもあり、駅から電車に乗れば、「遠い町駅」に行くこともできる。
左に進むと繁華街。「花屋」「弁当屋」「ホテル」「八百屋」「東久米銀行」「バーFaces」などがある。東久米銀行は中に入ることができ、受付の「桜子」さんと話すこともできる。桜子さんは、ムーディの行動にまめにリアクションを取ってくれる貴重な存在。バーFacesに行くとその日の活動が終わってしまうので要注意。ホテルのみスマホで撮影することができる。
さらに左に進むと団地があり、101号室から103号室までの住人には聞き込みをすることが可能だ。
操作はマウスのクリックとダブルクリックだけ
捜査は(基本的に)足で稼ぐ。依頼人は依頼内容だけを話して帰ってしまうため、具体的な内容が一切わからない状態で動かなくてはならない。
操作はマウスで行う。気になった物や人物をクリックまたはダブルクリックすればよい。主人公の移動は、画面のクリックで行う。画面最下部にあるアイコンをクリックしてムーディを笑わせたり、怒らせたり、名刺を出させたり、タバコを吸わせたりすることもできる。
一部の店ではクリックするとダイアログが表示され、商品を買うことも可能。ムーディはお腹がすき、健康度が低下すると居眠りをするようになるので、そうならないようにこまめに食事を取らせことが必要。居眠りをしている間は時間の経過が非常に早くなる。
事務所内で重要なのは事務机。机の前の椅子にムーディを座らせると、依頼人からのメールをチェックすることができる。一番多いのは依頼人からのお礼メールだが、時折、探す人物の写真なども送られてくるので、こまめにチェックしたい。
そのほか、特定の条件で開く謎の店やさまざまなイベントなどもある。町の中を行ったり来たり、うろうろしながら、あちこちをクリックしてみることが重要だ。